52 バーカウンター ページ3
大盛況でライブは大成功。
無事にイベントは終了した。
お客さんが捌けたのを確認してフロアへ出て行く。
三人称の仕事仲間など知り合いや友人の方々が数人残っていた。
もちろん兄弟も。
私はおついちさんと彼らの元へ。
「二人とも、お疲れ様〜！」
「おつかれ」
弟者さんは興奮していて、あーだったこーだったと感想を述べてくれた。
たまにカラオケ行くけど、おついちさんのミス◯ルは初めてだったみたい。
今度から歌ってねとリクエストしていた。
私のシンセも絶賛してくれた。
いつかベースも聴きたいって。
そしてついにコスプレの話に。
「おついちさんナイスw」
「可愛いでしょー？どうよ兄者」
「ん？…あぁ、似合ってるぜ」
なんか反応悪い。
やっぱり何かあったのかな…。
いつものノリが無いと、なんか調子狂うなぁ。
このままライブハウスで打ち上げるという事になった。
楽屋は清掃が入るので、荷物を整理し一箇所にまとめておく。
フロアにはテーブルと椅子が用意され、簡単なおつまみが並ぶ。
飲み物はバーカウンターでオーダーする形。
準備のできた人から列が出来ていた。
私も着替えて並んだ。
振り返ると後ろにはドンが並んで来た。
「あれぇ着替えちゃったのぉ？」
「私はコスプレイヤーじゃないですっ」
「可愛かったのにぃ」
「素の私は可愛くなくてすみませんねー」
もぅ、みんな2Bを可愛がる！
さすがに言われ飽きたし、この変わり様。
Aさん、おこです。
「あ、あれ？怒っちゃった？」
「…(ふんっ)」
無視して顔を前方に戻す。
慌てて謝り倒すドンさんが見れると思ったのに。
彼は距離を縮めて来て、
「怒ったAも可愛いね。ごめんね？」
と耳元で囁いた。
一瞬ドキッとしたが平然を装う。
「物好きですねっ…」
私を好きになるなんて、と付け足したい気分だ。
私が注文する番になり、お気に入りのコークハイボールをオーダーする。
作っている間にドンさんのオーダーも聞かれて同じの、と告げた。
同時に出来上がって受け取ると、二人でナシゴレンのテーブルへと向かった。
すでに他のメンバーは集まっており、誰が乾杯の挨拶をするかという話になっていた。
私が一緒に出来たのは鉄塔さんのおかげだから、と推薦する。
みんなもそれに同意してくれた。
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うてちん(プロフ) - 20000hit&お気に入り登録、ありがとうございます!!! (2018年5月20日 16時) (
レス) id: 77d85dec44 (このIDを非表示/違反報告)
うてちん(プロフ) - 13000hit&お気に入り登録、ありがとうございます!!! (2018年2月5日 22時) (レス) id: 77d85dec44 (このIDを非表示/違反報告)
うてちん(プロフ) - DOotakufujyosiさん» 只今、締切から解放されてますw (2018年2月5日 22時) (レス) id: 77d85dec44 (このIDを非表示/違反報告)
DOotakufujyosi(プロフ) - うてちんさん» ドンさんエンド待ってるぞ!! (2018年2月4日 20時) (レス) id: 53ca2769fb (このIDを非表示/違反報告)
うてちん(プロフ) - はくや。さん» コメありがとうございます！そう、私もおっつん推しなのに、この作品を書いている間は兄推しかも？と錯覚してしまうほど感情移入してしまいました。そして次はドンさん推しになる事でしょうw (2018年2月4日 19時) (レス) id: 77d85dec44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うてちん | 作成日時：2018年1月12日 14時
