善は急げ ページ4
壱馬side
そのままステージはけて、丁度ボーカルは待ち時間が長いので慎は行ってしまったし仕方なくモヤモヤしたまま過ごすけど
.
(2年越しくらいに会えたんやし、、、スタッフさんにあんな前やったら座席伝えたらなんとかなる?)
壱「いやいや、、、、あかんよな」
(けどもう二度とチャンスは無いかもやん。。。)
壱「いや、でも…………………」
(どうする俺、どうしたらええんやろ)
北「壱馬どうしたの?やけに顔色良いけど」
陸「それ顔色悪いけどの方でしょ笑笑
でもそんな深刻な顔してどうしたの?」
壱「え、あぁ今天使と悪魔が囁いとるんです」
北「え、壱馬の中に天使っていたの?」
壱「ちょいそれ失礼やない?俺は真剣に悩んどるんやで」
北「で、何を悩んでるの?そんなに」
壱「スタッフさんに座席に座ってる子の名前教えて貰えるんかどうか聞こうか聞こまいか悩んどる」
北「それって………………………」
陸「それは…………………………」
北/陸「「ファンの子に惚れたって事?」」
.
壱「ち、違うで!?
今初めて見て好きになったとかちゃうねん!
.
これは俺の長い長い、恋心の結果やねん
ずっーと好きやったけど、名前も年齢も何もわからんくて………」
逢いたくても踏み出したくても何もわからない事が凄くもどかしかった
何度もあの時、走って行ったらあの子にもしかしたら名前を聞けたんじゃないかとか考えてしまう自分にも
.
北「そんなに真剣に考えてたんだったらいいんじゃない?
聞いちゃっても。なんなら連絡先まで聞いちゃえば笑」
壱「いやいや、何言うとんねん!
俺は芸能人やで。そんな事するのは…………」
北「でもまた後悔するよ?しない自信あるの??」
壱「……………………それは無い」
陸「壱馬がやりたいようにやれば良いんじゃない?
まぁ常識の範囲内でね」
壱「それはもちろんッ!
俺、ちょっと行ってきますッ!!!」
.
.
壱「あのすみませんッ
探して欲しい事があって…………………………」
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ユウコ(プロフ) - 面白いほど、読んでいます。笑いそうになりながらも、可愛いなぁと思っています。続きを楽しみにしているので更新頑張って下さい。 (2021年10月21日 22時) (レス) @page21 id: a2651f21f1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ。(プロフ) - いつも楽しくお話読ませて頂いてます!連日の更新ありがとうございます! (2021年10月21日 14時) (レス) @page19 id: e7acb72299 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Miku.kk | 作成日時:2021年10月14日 20時