救いを求めて

我武者羅に生きて9日目 ページ36

ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ



cn「!!姉ちゃん？」


「ごめんな、今までおらんくなって…………ずっとずっと…………寂しかったな」


cn「……………」


「もう大丈夫や」


cn「姉ちゃん……………」


「絶対に一人せん……………………」


cn「姉………………ちゃん」


ｷﾞｭｯ



「ただいま、チーノ」


cn「ｯ！


お帰り、姉ちゃん!」ﾆｯ!





A視点


pk「さて、こんな糞な所には用はないよ。ラクラを連れて離れよう」


父さんってこんなに荒っぽかったっけ？


st「主様、我の背中にお乗り下さい」


「ありがとな、セチア」


st「勿体なきお言葉です。主様も守れなかった我は……………」


コイツもネガティブ思考になったな……………全く


「〜俺の息子達を頼む〜」


st「？主様？」


「お前の父はそう言ってたぞ。」


st「!!」


「命を掛けてもお前達を守ったんだ。それなら父の分まで生きろ。いいな」


st「ｯ！承知致しました。主様」


cn「( -﹢-)ﾑｰ」


「！」


あのチーノがヤキモチか、初めて見たな


「チーノ、おいで」ﾋｮｲﾋｮｲ


cn「(*･∀･*)ﾊﾟｧｧｧ!乗る!!」



ﾎﾟｽ



pk「それじゃぁ行くよ」


st「しっかりとお掴まり下さい。チーノ様」


それにしても


「大きくなったな。俺をもう追い越しているじゃないか」


cn「ちっさい頃言ったからな！」



〜cn「姉ちゃん！俺、姉ちゃんよりもでっかくなって、絶対に姉ちゃんを守る！」〜



「ﾌﾌそうだな。チーノ」


cn「そういやな姉ちゃん！」


「あぁ、どうしt」



ﾄﾞｯｯｯｯｯｯｶｰﾝ！



「!!」


爆発!?


st「ッ！主様!!」


cn「姉ちゃん！」


今のはセチアを狙った爆発？じゃぁ何の為にセチアを狙った？


いや、今はこの落ちている状況を何とかしねぇと


「!!魔力反応!?」



ﾌﾞｫﾝ！



pk「A！」


cn「姉ちゃん!!」ﾀﾞｯ!


チーノ!?


st「チーノ様!!」


cn「姉ちゃん！今助けるけん！」


チー………………ノ



ﾌﾞﾝ









pk視点


Aとラクラの魔力反応が消えた……………


pk「………………転移」


tn「ぴくとさん!?」


pn「ぴくとさん！ラクラとロボロが突然居なくなって！」


お前達は…………


pk「強制転移」


［な！お前は！］



ｻﾞｸｯ!



pk「お前達は！二度も僕の娘達を連れ去るのか！人間風情が調子に乗るな！」

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