《弱い者？そんなの》《僕は歌いたい歌が僕を救ってくれたから》【暗殺教室】 (ページ31)

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どうして？なんで君はまた僕らの前から消えてしまうの？ページ31

琉音Side

それぞれ言葉を告げてくれた

とても嬉しい言葉ばかりだった

何かが弾けた

茅野「琉音君も凜紗ちゃんも何も悪くないよ」

寺坂「別に、病むことねぇだろ」

カルマ「ｸｽｯ
寺坂はこれでも心配してるから」

寺坂「ああ！？」

琉音「ｸｽｯ知ってるよﾆｺｯ
凜紗…」

ひなの「あれ？ここに紙が置いてある～」

琉音「見せて？」

ひなの「どーぞ！」

琉音「…!!凜紗だ」

カルマ「なんて？」

琉音「読むね」

〘みんなへ
兄さんとカルマを助けてくれてありがとう
みんなもありがと
私がして来た罪は数え切れない、みんなに、兄さんにカルマに酷いことをしてきた
傷つけてきた
あの人に言われてやったことでしょってみんな言ってくれるけど
割り切れない、戻る事が怖いんだ
幸せを感じる程、怖くなる
戻ったらきっとまたみんなを傷つけて、兄さんもカルマも傷つけて
また繰り返される
それが嫌なんだ…少しの間みんなといれて楽しかった
琉音を守って下さい
もう…私の事は忘れて下さい
兄さん一緒にいてくれてありがとう、ごめんね
大好きだよ
カルマも私達のために色々やってくれてありがとう
もう、大丈夫だから…愛してます
みんな、本当にありがとう
さようなら〙

琉音「…して…」

カルマ「琉音」

琉音「なんで…どうしてっ！！！許してるのに
凜紗…もう…もう苦しまなくていいのにっ！！！」

カルマ「琉音(ギュッ」

琉音「っ…」

渚「撫で)見つけよ」

琉音「うぅ…
凜紗を…幸せにしたい…」

カルマ「…琉音」

琉音「ねぇ…カルマ…何か間違ってたのかな
まだみんなに会うの早かったのかな…
2人で待ち合わせしたから？
すぐに帰った方が良かったのかな…」

カルマ「悪くない何も悪くないから」

琉音「…」

カルマ「そろそろ時間だ…琉音また明日」

琉音「うんﾆｺｯまた明日ね、」

茅野「バイバイ」

渚「明日も来るよ」

琉音「うん！」

ってか明日には退院退院！！！

様子見るだけって言ってたから！！

みんな大丈夫かなー……

琉音「凜紗…あのね…
凜紗が隣に居てくれればそれだけでいいの」

ポツリ喋った声は

静かな部屋に消えていった

もう目の前から消えないで