【銀魂】空から女の子が降ってきました。【劇場版】

35,「呼んだ人」 ページ35

真撰組の皆と離れた。まあ、理由は察して欲しい。女心ってやつである。



と、言う訳で。









＿＿＿＿＿ガラッ、







『お登勢さんお酒ー』






ヤケ酒したかったのでお登勢さんの所に行った。






お登勢「今日は客が多いねぇ…銀時、連れの女が来たよ。しけたツラしてっから慰めてやったらどうだい」



『え、源外さんに銀時君？』






すっかり見慣れたはずのスナックお登勢の中には、カウンター席に座る銀時君と源外さんが居て……





……ていうかお登勢さん今「銀時」って言ったよね？





え？じゃあ、と、いうことはつまり…………






『源外さんとお登勢さん……グル？』






全部知ってるわけだ。






お登勢「グルとは失礼だねぇ、協力してやったんじゃないか」



『ま、いいです。話はどこまで進んだんです？どうせタイムスリップについて話してたんでしょ？』






え、何適応すんの早いって？いやいやこれでも驚いてる驚いてる。






銀時「あー、此処に俺らを呼び出したのは五年後の俺で、時間泥棒も修理可能だってよ」



『へェ…』



源外「全くてめーらは何年経とうとハタ迷惑な奴等だよ。俺がどんだけ時間泥棒作るのに努力したか…」






すると、私と入れ違いになる様に時間泥棒を背負って店から出ていく源外さん。


顔は見えないけれど、なんだか楽しそうな雰囲気で。






源外「金はキッチリつけとくぜ＿＿＿＿未来にな」



『！』






………ふふ、源外さんが通常運転で安心したよ。






『物好きな爺さんだね』



銀時「まったくだ」






今は、これでいい。それよりも、






『で、銀時君。なにか言いたいことあるんだろ』



銀時「え」



『ソワソワしてる』






今は、銀時君だ。
ほらまた眉間にシワが寄った。






銀時「てめぇにゃ適わねーな……実ァさっき真選組の奴等と別れて、病院行ったんだ」



『え、』






病院…？何だか嫌な予感がするんだけど、それって…






銀時「……お妙が、白詛になってる」



『！！』






＿＿＿＿勘が当たった。


新八君があんなに白詛を憎んでいたのも、妙ちゃんが白詛にかかったからなのだろう。






『……死んで、ないよね？』



銀時「あぁ…それで魘魅について調べようと思うんだが」



『いいじゃん、協力するよ？』






調べるにしても手がかりが必要だが……






『厭魅に関する情報は？』



銀時「無ェ」



『は？』









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