【銀魂】空から女の子が降ってきました。【劇場版】

31,「生首ダンク」 ページ31

ギャーギャーと騒ぎに包まれる公開処刑場。



それでも一人の役人が根性で刀を振り上げた。罪人を罰そうと＿＿＿＿源外さんの首に。






「「「『！』」」」






＿＿＿＿やばいと思ったその瞬間、同じ様に銀時君もそう感じていたのだろう。






銀時「爺さん！」







＿＿＿＿＿＿ゴッ、







「「ぐっ、」」






銀時君が、触れられる神楽ちゃんと新八君の二人を踏み台にして跳んだ。そしてその勢いのまま役人を止めようとする。




が。




プライドの高い人間が足蹴にされて黙っているわけも無い。






銀時「危ね＿＿」






＿＿＿＿＿＿ガシッ、






銀時「え」






神楽ちゃんと新八君は、銀時君の足を掴み。






＿＿＿＿＿＿＿＿＿ドゴンッッ！！！！






そのまま下へと張り倒した。うんまあそうなるよね。



いや、別にここまでは良かった。まあやられたらやり返すという意見には大きく共感するし。けど。



張り倒した方向が、いけなかったんだ。その拍子に銀時君が持っていた木刀が源外さんの首に勢い良く当たり…







＿＿＿＿＿＿ドゴォッ、







………………………転がる首。






「「「「「『…………』」」」」」






シィィン……と気まずい沈黙が流れる。ま、まあ、ね。別に私何もしてないし関係ないし他人だし野次馬だしね。関係無いよ。そう関係無＿＿＿＿






銀時「いッッぱーーつ！！！！」



『ぎゃああああああ！！！！！』






すると、源外さんの首を銀時君がこっちにブン投げてきた。





銀時「お前らのせいだ！！確実に今のはお前らのせい！！！」



『は！？私何もしてないし！！て事でぱっつぁん私からの愛だよ受け取って！』






今度は私が新八君へとぶん投げる。






新八「ちょッ、ふざけないで下さい！！俺だって悪意なかったですし愛が生首とか嫌ですし！悪意があったのは神楽貴様だろうが！！」






今度は新八君が神楽ちゃんにぶん投げる。






神楽「ななな何言ってんのよ！！アンタが手柄を横取りしようと絡んできたのが悪いでしょ！！手柄ならくれてやるわよ持ってドロボー！！」



銀時「オイ！！もうじゃんけんで決めねー！？」



神楽「直接手ェ下したのはアンタでしょそのままダンク構しなさいよ！」



銀時「てめーの頭にダンク構したろか！！」






四方八方を行き交う首。
そして、丁度銀時君の元に首が渡った時…











＿＿＿＿＿＿「A……？」













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