1ヶ月半の家庭教師《JW赤×緑》 (ページ3)

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クーラーの温度ページ3

「おぉ、こんじまりしてるこの広さええなぁ」

「狭いですが、すみません。お荷物は、、、」

「ははっ、そんな堅苦しくなくてええよ！
俺のことはあだ名で呼んでや、そうやな、しげ！」

「し、げ？」

「そう、しげ。みんなにそう呼ばれてるから。
智洋くん、一緒に頑張ろうな」

「はいっ、、、」

あまり変わらない身長やのに体はガッチリしてて、
大人っぽくて、頭良さそう。

にこっと微笑んだときの笑窪が可愛らしい。

爽やか、という言葉が一番似合う。

あぁ、また目が離せへん、、、。

「さっきからどないしてん、ぼーっとしとるで？
そない俺のこと見つめられても照れるわぁ(笑)」

「す、すみません、なんか、
暑さでやられとるみたいで、、、はははっ、、、」

「おーおー大丈夫かー？(笑)
クーラーの温度下げる？(笑)」

「27度、、、暑いですね、下げましょうか」

ふと手に取ったリモコンにしげ先生の手が重なって
慌てて引っ込めると、先生は優しく微笑んだ。

「何度にする？25？」

「そう、ですね。
男2人ならそのくらいでも平気そうです」

「むさ苦しい言いたいんか！(笑)
あながち間違ってへんな！(笑)」

クーラーの温度を下げても、
顔が熱いのは変わらなかった。