164.炭酸飲料 ページ39
桜餅side
二回のアンコールも終わり、無事ライブは成功した。
展開が早い?気にするn((
まぁそんな訳で、近くの居酒屋でぱーっと打ち上げをする事に。
歌「あ、俺が酔った後は灯油よろしくね」
席についた後に歌詞さんが言った言葉。
あいつ酒癖凄いから、と苦笑いする歌詞さんにうらたさんが突っ込む。
う「お酒飲んで酔う前提で言わないでくださいよw」
わいわいがやがや、なんと賑やかな。
桜「…あ」
一つ思い出した。
桜「兄さんどこ…あ、坂田さーん」
兄さんの隣にいた坂田さんに声をかける。
坂「ん?正美ちゃんどうしたん」
なんともあざt…だ、男性と思えぬ可愛さで首を傾げる。
桜「えっとですね、用件だけ言うと兄さんに絶対に炭酸飲料飲ませないでください。飲ませて後悔するのは坂田さんですから」
私の真顔にドスのきいた声に若干びびったのかどうかは知らないけれど、お、おぉと情けない声で返事をした。
l「え、もう飲んだ後なんだけど」
桜「…は」
だってこれジンジャーエールだよね、とグラスに注がれた黄金色の飲み物を見せる。
そこの3人の空間だけに、沈黙が訪れる。
桜「…サーナニタベヨッカナーカラアゲタノモウカナァー」
坂「ちょいちょいちょいせめてなんで飲ましちゃいけないかだけ教えて!?」
メニューで顔隠しつつ私と貴方は赤の他人って思ってたら()luzさんにメニュー取られた。
桜「あの人お酒は酔わないけど何故か炭酸飲料飲んだら酔う謎人物なんです!!」
私もうどうなっても知りませんから!と叫んで、再びメニューに目を向けた。
地味に兄さんがまふさんを弄りにいったのが見えた。
…ご愁傷様です((
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作者名:月見だんご | 作成日時:2017年8月21日 23時