夢の中3 ページ6
「それが条件?ですか.....」
「えぇ、そうよ。それにぴったり当てはまったのが、あなたなの!!」
(恋をしたことない人が、恋愛ものの小説なんて読むわけないよなぁ〜)
ポロッと言ってしまいそうになるが黙っておこう。卑弥呼さんは頬に手をあて困ったようなポーズをとる。
「あのー.....話......」
「あぁ!ごめんなさいね。私ったら、いつも話が脱線しちゃうんだから......。」
卑弥呼さんは仕切り直すように咳をして、
「えっとね、あなたにはこの世界を救って欲しいの。」
話始めた。
「私はあなたが思っている通り、生きていない。だからこうして、夢の一部として出で来ているの。私が生きている頃は世界を支配しようとしてい人がいれば、6人の昔話の正義のヒーローがやっつけてくれた。」
「けど」
「彼らもわたしも死んだ。悪い鬼のせいで。」
私はどう言う顔をしていいか分からなくなった。卑弥呼さんに顔を向けられない。
だって、だって、
(こんなにも悲しそうで悔しそうな顔、始めてみた....。)
「ぁ...............」
胸が苦しくなって言葉がでない。どうすれば、卑弥呼さんを安心させることができる?どうすればいい?それだが、ぐるぐると頭の中で回る。
「.......あなたは優しい子だわ。どうか、６人を探し出して世界を救って。」
「私のこの思いも力も、伝承して欲しい。」
卑弥呼さんは悲しそうに微笑み、そう言うと私の体が光だす。
「卑弥呼さん....これは...!?」
びっくりして自分の体をまじまじと見る。すると、段々光が弱くなっていく。
「今のは何ですか?」
「あなたに私の力、『全てを制するもの』を伝承したの。」
「それって、どう言う能力ー」
なんですか?と、言おうとすると急に眠気が襲う。グラッと体が傾き、グニャリと視界が歪む。
(寝ちゃ駄目なのに......どうして......)
「能力のことと詳細については、桃太郎....『シャオロン』に聞いて。皆をよろしくね。」
「A」
最後に卑弥呼さんは太陽のような笑顔を浮かべたような気がした。
そもそも私の名前、教えたっけ?
視界が真っ暗になりそのまま意識が無くなった。
続く (更新停止中)
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カニ缶 - 皆様、申し訳ございません。スマホが壊れてしまったのでしばらく、更新できませんでした。すいません。 (2019年12月2日 17時) (
レス) id: f17e38f5ae (このIDを非表示/違反報告)
カニ缶 - WWWさん» ありがとうございます! (2019年12月2日 17時) (レス) id: f17e38f5ae (このIDを非表示/違反報告)
WWW - 続きが気になります！！早く推しが出てくることを祈って待ってますね！更新ファイトです♪ (2019年11月23日 16時) (レス) id: 4f75a5ce82 (このIDを非表示/違反報告)
カニ缶(プロフ) - はなぎくさん» コメントありがとうございます。カニ缶の、文才は０なので分けれられないです。...ごめんな(ｲｹﾎﾞｫ) (2019年11月15日 1時) (レス) id: edcd704836 (このIDを非表示/違反報告)
カニ缶(プロフ) - ららさん» ありがとうございます！がんばります！ (2019年11月15日 1時) (レス) id: edcd704836 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カニ缶 | 作成日時：2019年11月6日 17時
