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柱稽古 ページ27

嫌ーーな感じがするんですよ

屋敷の中から嫌な気配。絶対実弥やん
何事だよ

『てめぇら打ち込みして待ってろ』


「待ってくれよ兄貴!!」
『あ、これはまずい急ご』

「鬼をォ?喰っただとォ?」

『おっと、実弥辞めろ。玄弥に何する気だ』
「...姉さん...」

はー。庭まで突き破っちまったー。

『炭治郎、お前は玄弥を頼む
実弥は私が何とかするから』
「わ、分かりました!」

あーあ。実弥めんどくさいことになってるじゃん。

『実弥、いくらなんでもやりすぎだ。落ち着け』
「Aも邪魔すんなァ」
『あ"?何が邪魔すんなだボケ。実の弟に何してんじゃ。あいつ守りたいんじゃねぇの?実弥が守らねーんなら私が全力で守ったるわ。私の義弟でもあるんだ。』

渾身の平手打ちをかました。
見てた隊士唖然。
殺気はあるが黙ったな

『実弥、話し合いだ。部屋へ行くぞ』

引っ張って連行だ!
『おめぇら休みじゃねぇぞ!無限に素振りやっとけぇ!!』

よし。
被害は無しだな

『とりあえず、実弥は玄弥に鬼殺隊に入って欲しくなかった。そして鬼喰いしていることにも怒っている。ってことでいいんか?』
「そうだなァ...」
『だからといって再起不能はダメだ。傷つけることになるぞ。鬼殺隊に入って欲しくないほど大事な弟なんじゃねーの?その弟傷つけていいの?』
「玄弥には普通に幸せになって欲しかったァ。」
『でしょ?再起不能にしたら玄弥は幸せになるかい?なるわけないじゃん。』

落ち着いたみたいだな。良かった良かった

『実弥は玄弥とどうしたい』
「どうもこうもねェ」
『...あっそ。でも実弥、玄弥だって色々考えて鬼殺隊に入ったはずだ。鬼喰いだってしたくてしてる訳じゃないと思うし。それは分かってあげろ。私は実弥になんと言われようと、玄弥が鬼喰いしてようと玄弥は守る。』

涙を堪えてるっぽかった。
悲しいんだろうな。大事な弟が鬼を喰ってるんだもんな

『実弥も色んなこと考えて玄弥にあーやってるってのも分かるけど、少しやりすぎだから、考え直そ。わかんなかったら私も一緒に考える。実弥の妻だし。家族でしょ?』

そう言って抱きしめた。
多分私から抱きしめるのは初めてだ
実弥の抱き返す手はいつもより強かった。

「ありがとなァ」
『よし、稽古戻るぞー!』

無事、実弥の怒りを沈め
稽古再開。

稽古に戻った実弥の笑顔に隊士達は逆に怖がったとか。

幕開け→←柱稽古



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設定タグ:鬼滅の刃 , 不死川実弥   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:Ka:ran | 作成日時:2021年1月19日 17時

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