鍛錬の1つ...? ページ9
帰宅途中。
ここの地区の見回り誰だ......知らんが、蜜璃ちゃんとかだったらありがたい。見つかっても安全。
「助けて!」
その叫びと一緒に鬼の気配を感じて走った。
『雷の呼吸 壱の型 霹靂一閃』
女を掴む鬼の腕を切り落とし、女を抱え屋内へ避難させる
「鬼狩りか、随分といい所を邪魔してくれ...」
『雷の呼吸 弐の型 稲魂』
「...え?」
うん。落ちた。一瞬だったね鬼さん。
なんか君みたいな本当の鬼より柱のが怖いのなに?なに?なんでかな?
『お怪我は大丈夫ですか?』
「だい...じょ...ぶです...」
『一応、これを持ち歩いてください。藤の花の香袋です。今みたいな鬼が来ないように。』
「ありがとうっ...ございます」
『それに、夜は鬼がでるので外には出ないように。それでは!』
さーて、屋敷かえりますっかぁぁ......?
「おめぇ、そういうとこだ。惚れ直した。派手に俺の嫁になれ!」
『ぎゃぁぁぁ!!!やだやだ!絶対やだ!』
「うわぁ、今んとこ派手にかっこよかったのに急に汚い叫び声出しやがって」
『関係ねぇ!おめぇのせいだ宇髄!この野郎!クソ野郎!今夜はゆっくり布団潜って寝ようと思ってんのにこいつはぁぁ!』
どうしよ、しっかり寝られるようにどこか軒下とかにでも穴掘って寝られるようにしよっかな。こいつら家に不法侵入しそうな勢いで怖いし。
「はぁ、さすがに夜だし帰るわ。また明日派手に迎えに来るぜ」
『来るな来るな!!さっさと帰りやがれ!マジでくるんじゃねぇ!』
ここまで言ったがアイツがこんなんで来なくなったらそれはアイツじゃない。
自分が何言ってるか?うん、しらん
アイツらについては色々諦めたが、独り身生活は諦めてません。
地下に穴掘って部屋作れればそこに鍛錬や任務以外籠ってさゆったりできるんじゃね?
買い物とかの時は羽織を羽織らず、いつもと違う化粧に髪型変えて。よし完璧!
そう考えて軒下掘ろうと思った。
『...石。石。石。めんどくせえええ』
いやしかし、あの柱から少しでも逃げる時間を減らすためだ。がんばれA
『ダメだこりゃ。出来ねぇわ。』
開始3分。諦めました。
ほら、伊黒さん言ってた!!この鬼ごっこも鍛錬の1つだと思えば問題ないと!
これは大丈夫だ。っしゃ余裕で行けるぜこれは
鍛錬の1つだと思えば柱から逃げまくるなんてなんてことねぇぜっ
そう思って布団に潜った。
もう任務後のルーティンも砕いた。
二度と任務後に縁側で茶飲むか
あのまま寝たら狙われる。こわい。
205人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桑原杏奈(プロフ) - 面白過ぎて寝れなくなりましたwww (2021年1月14日 3時) (レス) id: 91bf1b8083 (このIDを非表示/違反報告)
包帯無駄遣い装置(プロフ) - あ,好き← (2021年1月12日 22時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
みからん。(プロフ) - 湯ノリさん» ありがとうございます!! (2021年1月11日 20時) (レス) id: 3c762f9a68 (このIDを非表示/違反報告)
湯ノリ - 面白いい!好き! (2021年1月11日 0時) (レス) id: f65b8d111d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Ka:ran | 作成日時:2021年1月9日 0時