でれでれ。 ページ26
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「 んふーー、ほっくーーん。 」
「 ほっくーん、 んふふ 」
え。
え、え、むり。
「 ごめんちょっと吐くわ 」
「 え なにほっくん私が可愛すぎて？ 」
「 いやどんな耳してんねん 」
「 ほっくんの言葉全てがプラスに聞こえる幸せな耳 」
なんてご都合なお耳ですこと。
まあ可愛いね、うん。
ぜっっっってえ言わないけどね。
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「 んへへ、ほっくん私のえびふらいあげちゃうよ 」
「 うんなに 嬉しいけど うんなに 」
「 え？！？ 嬉しいんだ？！ はい あーーん 」
えーーー。
いやなに。でれが増しすぎてちょっとくどいよ。
1周まわってこってりだよ。うん。
周りの大男ども(ストメン)は箸を落としているやつもいれば、硬直してるやつもいる。
うん、わかるよ樹。お前Aのこと大好きだもんな。
おい。やめてくれ、俺のえびふらいだ。
おい。
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食ってんじゃねえよ。
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「 ほっくん一緒にかーえろっ？ 」
「 ……… うん 」
此奴がくどいまま、1日が終わりを告げる。
ああ、、なんでこうなってしまったんだ。
おい、腕に抱き着くな。
…… 無い胸を当て、いや、可愛らしいお っ ぱいを。
色目つかってんじゃねえ！！！！！
「 北斗いまなに考えてんの散らしていいかな 」
「 どうしたのかな数秒前のでれでれは 」
エスパー佐倉かな。
..
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