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「 ありがとうございました …… ！ 」
「 いえいえ、私たちも楽しかったんで全然です 」
へこへこと頭を何度も下げるお母さん。
そんな頭下げないでくださいよお、なんて思ってしまう。
「 … じゃあね、あやとくん 」
「 また会えるといいな 」
あやとくんに別れを告げると、うう、と苦い顔をしたあやとくん。
そんな顔されると、離れたくなくなる。
短い間だったのに、子供ってすごいな。
すごく幸せだった。
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「 … あやとくん、可愛かったね 」
「 なんか、弟みたいだった 」
「 なんか昔の北斗に似てたな 」
ふは、と笑みを浮かべて話をする隣の彼女。
俺のこと、ちゃんと見ててくれたんだなんて。
…… 似てるかは全然記憶にないけど。
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「 あーあ、寂しくなっちゃった！ 」
「 そーだなあ 」
「 ほくと！！寄り道してプリン買いに行こ！！コンビニ！！ 」
はやくはやく、と彼女は俺を急かした。
俺はそんな彼女の手首を掴む。
「 っちょ、なに、？！？ 」
「 …… コンビニまで、 」
自分の指と彼女の指を絡ませた。
はは、カップルみてえだな。傍からみれば。
いっそのことカップルになっちゃえばいいのに。
いや、それは無理か。
此奴がそれを望んでない。
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俺が振られるのが怖い。
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いつもモヤモヤと渦を巻いていた感情が日々、無くなってきている気がする。
その真実が、明らかになってきた気がする。
彼女の隣で、自分も笑みを零した。
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「 おかーさん 」
「 さっきのふたり、付き合ってるんだよ 」
「 あら、そうなの？ 」
「 ふたりとも幸せそうだね 」
「 そうねえ、 」
..
浮上出来ず、久々に浮上すれば赤星！！！
泣きました。うわああああんほんとにありがとうございます！！！
新作もそろそろ出来上がります ！！
お待ちくださいませ！！！
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