1 8 ページ18
.
.
「 A 」
「 なんでしょう、松村さん 」
そう言い いつものように綺麗な笑みを浮かべた。
その姿でさえも ＿ 欲しいと思ってしまって。
彼女が記憶を失ってなかったら。
あの日、彼女を抱きしめていたら。
.
「 … 松村さん、じゃなくてさ 」
「 北斗って呼んでよ 」
「 っ、でも … 」
いいの、いいから。
俺は君に、Aに
名前を呼んでもらいたい。
「 … 北斗、？ 」
「 ふふ、A 」
俺の名前を呼ぶ彼女。
少しはにかんでいた。
ああ、好きだなあ。
「 好きだよ 」
「 あ、ありがとうございます … っ！ 」
頬を赤く染めるのも。
全部、ぜんぶ ぼくのもの 。
そうなればいいのになあ
.
.
そうやって、今日も僕は
.
夢をみる。
.
.
君と笑い合っている夢。
..
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 406人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
百 々(プロフ) - 如月ﾖｼﾉ。さん» とてつもなくせっかちな私にコメントありがとうございます!!! 頑張ります、これからもよろしくお願いします!!! (2020年2月8日 19時) (
レス) id: 1589601c77 (このIDを非表示/違反報告)
如月ﾖｼﾉ。(プロフ) - いや、いきなり急展開すぎてびっくりです！更新応援しています、頑張ってください！ (2020年2月8日 7時) (レス) id: 0a53d9968d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
