世界を守る一人の少女 (ページ40)

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『そうだよ？まぁ、神様の落ちこぼれだけどね』

サ「え？」

『神は、病気にならない。まぁ、神だからね。でも私は、本来産まれてくる時間に産まれなかった。だから、少し人間の血が流れているの。そのせいで私は病気になるの。』

コ「その病気は、治るの？」

『治るのもあったけど、治らないものもあったな～それで、死んだし』

コ「え？」

『え？』

コ「えぇぇぇぇぇ!!!!!!Aちゃん死んでるの⁉」

『とっくに死んでるよ』

サ「なら、どうして今こうして俺達と話せているんだ？」

『簡単な話、生き返ったから。』

コ「(゜〇゜;)」

『神様は病気にかからなくても、戦いで死んだりする。そうしたら、一度消えてまた生き返る。私は生き返るのが少し遅いけど』

サ「ん？ならAは今何歳なんだ？」

『・・・あ。そういえば、シエルが一緒に考えてくれるって言ってたの忘れてた。何歳だろ？ま、軽く千歳は越えてるかな』

サ・コ「(゜〇゜;)」

コ「なら、シエル君もそんなに高年齢なの？」

『ん？シエル？いや、彼はまだ300万歳位じゃないかな。私の方が一応年上だし。性格はシエルの方が大人びてるけど』

サ「世の中って不思議だな」

『だね。』

それにしても…

『紅茶が飲みたくなってきた』

シ「紅茶をお持ちしました。おやつのブリオッシュです。」ﾆｺ

『ありがとう。やっぱり、シエルの作るブリオッシュは最高だね』

シ「ありがとう。…先程は失礼な態度をとってしまいすみませんでした。」

シエルが頭を下げた

『よろしい！あ！』

全員「ん？」

シ「どうしたの？」

『私ってどうしてこの世界にいるのか知らない‼』

シ「え、ちょっと待って、アフロディテ様に聞いてないの？」

『いや、聞こうとした』

シ「そしたら？」

『まどの外に流れ星が見えて、七夕の話をされて、聞けなかったんだ！』

「…」

『シエル、教えて？』

シ「はぁ、アドニス様とセイレーン様を探すことだよ」

『理解した！なら、リッターと連絡しなくていいの？』

サ「リッター？」

『シエルの同期？かな』

シ「いやぁ、別に彼奴が嫌いだから連絡してないんじゃないからね」

『連絡しよっか』

サ「なら、これ使うか？」

でんでん虫を渡してきた

『あ』

シ「ｷﾞャァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

サ「どうしたんだ！？」

サボがシエルに近付く

シ「此方にくるなぁ！」

サ「あ、もしかして」

実はシエルは…