文豪たちの反応調査記録 其の肆

夢主が過度のストレスで何回も吐いてしまってみた (綾海様リクエスト) ページ17

中島敦


「お水・・・飲めますか？」

脱水症状にならないように、と彼は貴方に水を差し出します。
「もう嫌だよ・・・」と泣き乍水を飲む貴方の小さな体を、彼は優しく抱き締めました。



太宰治


「そう・・・そうやって、嫌なものは全部私にぶつけてくれればいい」

ぐちゃぐちゃになってしまった感情を彼に向かって叫び続けます。
云っていることは支離滅裂で、内容も、聞いていて気分がいいものではありません。
其でも彼は優しく受け止めていてくれます。
こうすることで少しでも貴方の気が晴れるなら、と。



江戸川乱歩


「君は真面目すぎるんだよ。もう少し自由に生きるべきだ」

彼から見て、何時もの貴方は息苦しそうなんです。
作り物めいた笑顔と仕草。
其れを全部忘れさせるために、彼は貴方を仕事と名した旅行へ連れ出します。



芥川龍之介


「・・・薬だ」

精神が不安定になる貴方に薬を差し出し、飲むまでじっと待っていてくれます。
副作用のせいで眠りにつく貴方の涙で濡れた頬を、寂しげに撫でました。



中原中也


「あぁ、解ってるよ。手前はよくやってる。此の地位も、自分の力で手にいれたもんだ」

幹部の恋人兼幹部補佐。
マフィアでは「色目を使った」だとか「媚を売った」といった類いの噂が耐えませんでした。
其の目線に耐えきれず、貴方の心にはストレスだけが積もります。



フョードル・ドストエフスキー


「泣きたい時は泣いてください・・・其の方が、少しはスッキリするでしょうから」

泣いて、吐いて。
其の繰り返しが当たり前になってしまった貴方の生活。
其でも彼は何も変わらずに貴方と接していてくれるんです。



ゲスト


国木田独歩


「一人で溜め込むな・・・俺には云われたくないだろうがな」

貴方と彼は、少しだけ似通ったところがありました。
すぐに溜め込んで、爆発するまでは一人でどうにかしようとするんです。
其の癖を、彼と一緒に直していきませんか？



森鴎外


「点滴の方がいいかい？」

食べても吐いてしまう貴方にそう提案しました。
栄養失調で倒れるわけにもいきませんし、素直にお医者さんの云うことを聞いておきましょう。

夢主が『173』を歌ってみた (涼風梓(元:赤猫(白玉))様リクエスト)→←夢主が、浮気をしてないのに濡れ衣を着せられ、そのまま死んでしまったら (枝垂桜様リクエスト)

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