文豪たちの反応調査記録 其の肆

子供が、熱がでてぐったりしてみた (りん様リクエスト) ページ11

中島敦


「どどどど、どうしましょうっ！」

慌てふためく彼を見て、貴方は冷静になります。
与謝野女医に薬を貰いに行きましょうか。
きっとすぐ良くなります。



太宰治


「私の真似なんかするからだよ？気を付け給え」

彼の真似をして真冬の川に飛び込んだ子供。
其れは当然風邪も引きますよね。
彼には厳重に注意をしましょう。



江戸川乱歩


「薬、貰ってきたよ。頑張って飲みな」

子供が「苦いからやだ」と云いました。
彼は「仕方がないなぁ」と子供の薬と飲むゼリーを置きました。
「僕のお気に入りだから、味は保証するよ！」だそう。
え・・・使ってるんですか？←



芥川龍之介


「ごほごほっ、」

子供に釣られて、彼もごほごほ。
あまり免疫力がないので、彼にも移っちゃいました。
看病、頑張りましょうか。



中原中也


「ほら、兎さんだぞー」

貴方が買ってきた林檎を兎の形にした彼。
食欲のない子供でしたが、喜んで食べました。
女子力・・・分けてくださいよ。←



フョードル・ドストエフスキー


「少しは下がりましたかね」

彼の手が冷たくて気持ちいいのか、子供は彼の手にすり寄ります。
猫みたいだなぁ、なんて思って笑いました。



ゲスト


国木田独歩


「だからあれほど手洗いうがいをしろと・・・」

くどくどくどくど、と云い乍も、看病は完璧です。
流石、探偵社のお母さんですね。←



黒の時代 太宰治


「風邪かい？私に移さないでくれ給えよ」

子供の前では冷たくあしらいましたが、苦しそうに眠っていると心配そうな顔をしました。
其の横顔は、最年少幹部ではなく父親の其でした。

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