捨伍 ページ16
Aside
優しく握ってくれた善逸の手は大きくて暖かかった
すごく安心する......
善逸「ふふっ、安心する?」
『うん、すっごく安心する。何でわかるの?』
善逸「俺ね、昔から耳がいいんだ。
生き物からは色んな音がこぼれ落ちてて...
それを注意深く聴いてると、相手が何を考えてるのか分かるんだ。気持ち悪いかもしれないけど......」
『ううん、気持ち悪くなんてないよ
私は素敵な能力だと思うなぁ』
善逸「そ、そうかなぁ? えへへへへ...」
善逸は嬉しそうに表情を緩ませた(←デレデレしてる)
すると、 戸から声が聞こえてゆっくり戸が開く
「交代の時間だ。......何変な顔をしてるんだ
娘が起きたのならすぐに胡蝶に伝えろ」
善逸「と、冨岡さん...すいません......」
『...義勇さん?』
善逸「え!? 何?Aちゃんと冨岡さんって知り合い!?」
冨岡「やはりA。お前だったか...久しぶりだな」
義勇さんは昔、まだ私が幼いとき
家が近くて面倒を見てくれていた兄のような存在
もう、10年以上も前の話だけど......
胡蝶「はい。あまりも報告が遅いので見に来てみれば...ダメじゃないですか。冨岡さんまで楽しくお喋りなんて」
そう言いながら部屋に入ってきた女の人
小柄でとても綺麗な人...
胡蝶「初めまして、Aさん
私は鬼殺隊 蟲柱 胡蝶しのぶといいます」
『南雲Aです
傷の手当、ありがとうございます...!』
胡蝶「うふふ、いいんですよ」
優しく胡蝶さんは笑い、
検査をしてもらったところ異常は見られないようだった。
そして、私の部屋に9人の柱の皆さんと炭治郎、善逸、伊之助が集まった
そこには昨日お世話になった宇髄さんの姿もあった
.
391人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
琴音 - 落ちのことなんですけど、炭治郎オチがいいです!よろしくお願いいたします🙇 (2022年2月9日 18時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
桜餅 - 読んだ瞬間、「アッ…好き…」となりました。とっても面白いです!!落ちは個人的に炭治郎がいいなぁ、と思っています。これからも頑張って下さい! (2019年12月1日 18時) (レス) id: 013d8b7cf9 (このIDを非表示/違反報告)
いぎ(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください!応援しています!! (2019年10月25日 22時) (レス) id: f55d613724 (このIDを非表示/違反報告)
こっちん - 最近また、面白くなってきていいです!!!これからも頑張ってください!!! (2019年10月20日 8時) (レス) id: e1802d5515 (このIDを非表示/違反報告)
名無し17797号(プロフ) - 炭治郎オチがいいです!これからも頑張ってください!! (2019年10月18日 15時) (レス) id: 7535269ee4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:翡翠 | 作成日時:2019年10月11日 20時