「その頃海軍は~？」 ページ28
〜その頃海軍は〜
黄「しかしセンゴクさん。本当にAちゃんがあのお方なんですかぃ？」
三大将黄猿がセンゴクに問う。
少し間が空いてからセンゴクはコクリと頷いた。
セ「…………あのお方が消えてから数年。Aとあのお方の特徴が同じ。
しかも性格も口調も同じ。
さらには首に三日月の形をした痣があった。
同一人物としてとらえるには充分すぎる。」
たんたんと語るセンゴクに赤犬が感嘆の声を上げる。
赤「ふん。凄い娘じゃと思っていたがここまで凄いとはのぅ…。」
しばらくしてからプルルルル…とでんでん虫が鳴り出す。
センゴクが受話器をとるとでんでん虫からは若い男の声が聞こえてくる。
？「こちらCP9。例の人物を捉えました。」
セ「……そうか。ご苦労。暫くそちらで様子を見ておけ。頼んだぞ。
_________カク。」
カ「御意。」
その返事を聞くとゆっくりと受話器を置いた。
青「……それにしても、Aちゃんが、ねぇ。
_________泡沫のお姫様(うたかたの人魚姫)、か。」
その呟きは静けさに飲み込まれた。
〜貴方side〜
夢を見た。
それは俺と同じ姿の子が親の言いなりになってる夢。
その親は
「つぎはこれだ。」
「貴方はちゃんと出来てえらいわねぇ。」
なんて言葉を出していた。
なんで？これじゃ前世の俺と一緒じゃないか。
あぁ、この世界でも一緒なの？失望されて捨てられたの？
この子は俺と同じ？意味わかんない。
「面白くないなぁ…。なんでっ！私も、皆と同じにっ、なりたいのにっ……！」
泣かないでよ。俺がそばにいてあげる。
俺はそっとその子の手をとる。
「っ！？だ、誰！？」
大丈夫、俺は君の味方。
「え？なんで頭の中に？……………………手、暖かい……。久しぶり、だなぁ。」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
そう言ってポロポロと涙を流す。
人肌が恋しいの？俺が居れば寂しくない？
「うん。………ねぇ、お姉ちゃんだぁれ？」
俺？俺はね、君だよ。君の未来。
「私の、未来？」
うん、そう。楽しいんだよ、外の世界は。
「たの、しい？楽しいってなぁに？」
この子は俺とつくづく似てる。普通を知らない、親に逆らえない子供。
ねぇ逆らってみなよ。そしたらここから逃げれるかもよ？
ｰｰｰｰ
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アリア - 作者さん、僕はポッキー派だ．．．というわけで...よろしい戦争だ！！（＾ｖ＾） (2019年8月10日 11時) (
レス) id: baae3e32b1 (このIDを非表示/違反報告)
相澤 - 名前変換できないんですけど？？どうすればいいんですか？ (2019年7月31日 2時) (レス) id: 4f957ee4bb (このIDを非表示/違反報告)
(^p^)ﾍﾍｯ - ハナハナの実…ロビンの能力の奴ですね！ (2019年6月26日 17時) (レス) id: 6fc569b07b (このIDを非表示/違反報告)
現世君(プロフ) - マジっすか?!まさか自分の作品を見ていただいているとは…更新遅いですよね?すんません…同じ作者同士!頑張って行きましょ!! (2019年6月17日 8時) (レス) id: 6fd2ddfd74 (このIDを非表示/違反報告)
ミナト(プロフ) - 作品読んでくれてるのですかｯｯｯ！！ありがとうございます！ (2019年6月17日 7時) (レス) id: 265be8be2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kakuチョコ | 作成日時：2019年4月21日 13時
