金髪美女の海賊 5

航海167日目 ページ2

side You


『ん、んぅ…ふぁ〜』

朝や…
起きんと…

『よいしょ…』

早朝、天候が良くなく海も少々荒れているようだ

船「あ、おはよーさん」
『おはよ、センラ』

朝から笑顔で挨拶をしてくるセンラに挨拶を返す

彼の髪の毛からぴょこっと出た寝癖を見つけて思わず笑ってしまう

『ふふっ、センラ寝癖ついてんで』
船「えっ…ちょと直してくるわ」
『分かった。先厨房行ってるよ？』
船「はーい」

センラと一旦離れ厨房に向かう
そこにはもう何人か居て準備をしていた

『おはようございます。センラが寝癖直してから来るそうですよ』
船員「おはよ、そうなのね」
船員「じゃあ、先に作っちゃいましょ」
『はーい』

その後センラも来て急いで作り始めていた

今日は海が荒れ、船が揺れてやりにくかったがいつも通りの時間に出来そうだ

船「ふぅ…何とか終わったな」
『毎回思うけど、海が荒れてるとやりにくいで嫌やな』
船「仕方ないけどなぁ」

苦笑いをしつつ、出来た物を並べているとうら子ちゃんとさか子が起きてきた

う「せん子、センラおはよ」
さ「2人ともおはよー！」
『おはよ、さか子朝から元気やねぇ』
船「おはよーさん、出来てるからはよ手を洗っておいでや？」
うさ「はーい」

前から思っているがセンラはお母さん気質だ
エプロン姿が様になっている

浦「あー…寝みぃ」
『うらたんおはよ、さかたんは？』
浦「はよ…置いてきた」
『あらら…じゃあ起こしてくるわ』
船「うらたんおはよー、せん子ちゃん坂田は俺が起こすで先食べてて」
『ええん？じゃあお願いするわ』

うらたんはまだ寝惚けているのかフラフラしながら手を洗いに行き、センラはさかたんを起こしに行った

…お母さんや

さ「せん子ー、はよ食べようや」
う「待った。しま子が居ないから待ってなさい」
し「…居るよ」
うさ「うわっ！？」
『おはよー』
し「ん、はよ」

さっき入って来たのだかうら子ちゃん達は気づいてなかったみたい

思いっきり驚いている

もうそろそろ志麻くんが来て、さかたんが起こされてくるはずやから2人の分も用意しとこかな

その後、皆で朝食を食べ終え解散した

いつも通りの日常だ









To Be Continued

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