Hope..456 ページ6
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その後、なんとか授業を受けられ
今は昼休み。
今も尚、海人くんを一目、見ようとする生徒が教室に集まってくるせいで、
海人くんは避難しに、どこかへ行ってしまった。
海人くんの避難場所といえば
たぶん、図書室か保健室あたりだと思うけどね…笑
それに、海人くんが自ら避難するほどなんだもん。
朝のHR後にも海人くんは、クラスのみんなに迷惑かけてごめん…って謝っていたしね。
まぁ、クラスのみんなはデビューおめでとうって
祝福モードだったけど。
沙「A〜相変わらず、トイレでもキンプリの話ばっかりだったんだけど」
《すごい人気になりそうな予感しかないよね》
すると、沙耶がトイレから戻ってきて、
私の前の席へと座る。
沙「キンプリ、顔面国宝なんて言われてるしね」
《そんな6人に私達、会ってるんだもんね》
沙「それっ！これから人気になるであろう6人とプライベートで会ってる私達やばいね笑」
沙耶の言う通り、本当に実感がない。
これから、ますます人気になるであろう6人に会ってたかと思うと凄い事なのかもしれないな…
「海人くんいないね〜」
「どこ行ったんだろ？キンプリ全員のサインを貰おうと思ったのになぁ」
「事務所的に無理なんじゃない？」
「紫耀くんのサインだけでもほしい！」
…なーんて、
教室の前に通りかかった生徒の声が聞こえてくる。
ていうか、朝から思ってた事だけど…
《紫耀くんの人気すごいね》
沙「あれA、知らないの？紫耀くん、ドラマに出るんだってさ。しかも花男の続き」
あ…だからなのかな？
それで、余計に騒ぎになっちゃってるのかも
しれないな…笑
沙「…廉くんも、かなり人気だけどね」
《もしかして気にしてる？》
沙「そんな訳ないじゃん笑」
《ほんとにー？》
沙「ほんと！この学校では、の話！」
あ…
これは絶対に沙耶、気にしてるじゃん。
廉くん聞いたら、喜びそうだな…笑
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作者名：みゅぷ〜ま | 作成日時：2019年4月11日 22時
