Hope..499 ページ49
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沙「A〜聞いたよ！」
「…？」
朝、学校に登校して自分の席にいてると
沙耶が謎のニコニコスマイルで話しかけてきた。
沙「海人くんにようやくLINEしたんだって？永瀬廉から聞いちゃった」
《うん。なんとかね》
沙「良かったね。心がスッキリしたでしょ？」
《おかげさまで笑》
…でも、あれ？
なんで沙耶は、私が海人くんにLINEしたことを
知ってるの？
私、伝えてないはずだけど…あ、さっき廉くんって
言ってたっけ？
《なんで廉くんがそのこと知ってるの？》
沙「それがさ海人くん、AにLINEできないこと、キンプリメンバーに駄々こねてたんだって」
え…
そういえば海人くん
LINEできなかったのは、スマホの水没が原因だったみたいだけど…
駄々こねてた…って笑
《なんか想像つくかも笑》
沙「あれでしょ？瑞稀くんがわざわざ、キンプリのレッスン場に行って、確認してくれたって」
《うん。既読ついてるのに返事こないって、私が瑞稀に伝えたんだよね》
沙「そうだったんだ。瑞稀くん超、優男じゃん！」
そうなんだよね…
私が瑞稀にLINEした日、ちょうど瑞稀たちJr.はキンプリと共に同じ場所にいてたらしいから…
ほんとに優しすぎるよね。
沙「でも結局は、海人くんが悪いのにね笑…永瀬の廉さんが、もう参ったわって私のLINEにきたもん」
《そうなんだ笑》
…それはそれで、
廉くん、ごめんなさい。としか言えない笑
《ていうか、なんで沙耶、廉くんのことフルネームで言ってるの？》
沙「へ？…あー、まぁ…なんとなく？笑」
《言いやすいとか言わないでよ？》
沙「え、意外と言いやすくない？」
……そう…いうもんなのかな？笑
沙「…まぁ、正直に言うと…その後のLINEで廉くん、私のことそろそろ呼び捨てしていいかって、何故だか聞かれたんだよね…笑」
《おぉ、廉くんやりおるね笑》
沙「一応、OKはしたけど…私は君付けのままだから、フルネーム的な…ね？笑」
いや、意味わかんないから…笑
でも沙耶的には恥ずかしいんだろうなぁ…とは、
表情を見ていて、すぐにわかった笑
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作者名：みゅぷ〜ま | 作成日時：2019年4月11日 22時
