12 ページ12
jn「ジェミナのタイプか〜。普段そんな話全くしないし、そもそもジェミナってたぶん人に対しての興味とかあんまり無いんじゃないかな？」
少し空を見上げながらそう話したジェノ先輩。「まぁ、俺もそうなんだけどね笑」なんて笑ってるけど、ならどうしてこんなにも私に親切にしてくれるんだろ
jn「あ、でも前に1回聞いたことあるかも。確か“思いやりのある嘘をつかない子がいい。相手の気持ちをちゃんと考えられる子“って言ってたかも」
なにそれ、、
『つまりそれって大人っぽくて余裕のある人ってことですよね？！、、私と真逆じゃないですか〜、』
そう項垂れる私を見てケラケラ目尻を下げながら笑ってるジェノ先輩。笑うとこじゃないですよ！大問題なんですよこれ！！！
jn「これを大人っぽいって言い換えるかどうかは受け取り方次第だけど、真逆ってことは無いんじゃない？」
そう言ってくれるジェノ先輩。いいんですよ、気を使わなくて、私どう見ても大人っぽくないじゃないですか！！！そう自分の中で悪態をつきながらもニコニコ微笑みながら目を合わせてくるジェノ先輩に何も言えなくなる
『どうすれば、大人っぽい女の子になれますかね、』
道路にあった石ころを少し蹴りながらそう呟くと
jn「ん〜それはよく分からないけどさ、無理に変える必要ないんじゃない？Aちゃんはそのままでも十分魅力的だと思うよ？」
優しい笑顔で私の顔を覗き込んでくる先輩。
あぁ、これジェミン先輩が好きじゃなかったら危なかった。この人危険だなぁなんて少し呑気に思いながら少しだけドキッとしたのは私だけの内緒。
『ありがとうございます、ジェノ先輩！大人の女性になれるかは分からないけど、たぶんなれませんけど！とにかく、明日からもジェミン先輩へ愛を伝え続けていきます！負けずべからずです！』
そう豪語する私を見てやっぱりジェノ先輩は笑いながら「頑張ってね」なんて応援をしてくれた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 611人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
waka(プロフ) - 12時くらいにドバーッと更新！！？楽しみです😆💕 (2023年1月31日 22時) (
レス) @page34 id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
ドリー(プロフ) - すみませんオリジナルフラグが付いてますよ‼️ (2023年1月29日 11時) (レス) id: 6cf6cd7a75 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：チロル | 作成日時：2023年1月29日 8時
