この恋しても、いいですか？ R.Y 2

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ミコ「へぇ。まだ20歳？」




「そうです、はい。」









世間話と共に水を運んでいた。









ミコさんはとても優しくて。




お子さんがもう2人もいるんだとか。









それなのにあの美貌は









…羨ましい。









ミコ「あ。おっけ、これでよしと。」



ミコ「じゃあ、次。
この映画の宣伝用のポスターを貼ってもらいたいんだけど」









「了解です！」









ミコ「貼る場所はこの地図に載せてるから。
んー。一時間以内にはお願い、量多いけど」









「わかりました。行ってきます！」









うわ。結構ある





でも初日でこんな文句言ってられない。









私は近いところからポスターを貼っていく



















すると、角から出てきた人とぶつかってしまった









「あっ。ポスター…」






「あぁ！ごめんなさい！」









イケメンのお兄さんと一緒にポスターを拾う









「あの、ほんとすいません。
ボーとしてて、ここのスタッフですか？」







「あ。友人からのお願いで。
今日からです、お怪我ありませんか？」









「いや大丈夫っす。あの、俺 岡本 圭人 です。」

「一応、アイドルやってます」









うそ。



早速会ってしまいました

こんなイケメンのアイドルに。









「あの、ほんとごめんなさい！
拾わせてしまって、申し訳ないです」








圭人「いや、俺こそごめんね。じゃ、また！」









そう言って爽やかに去っていった彼。






さすがテレビ局だなって

一人少し心配になってしまった









次は失礼のないようにしなきゃ、









そう思っていると、








微かに目の視界に入った


これも宣伝用のポスター。









「…え。」









涼介先生に似た人が写っていた。









それはまさに涼介先生そのもので、



５年前の記憶が蘇ってくる。









胸の鼓動が高鳴るのを感じていた









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