この恋しても、いいですか？ R.Y 2

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「あの。書けないんですけど」









火照った顔の中仕事に集中する









涼介「ガチなんですけど」




「だから…真剣に」









涼介「じゃ、人混み好きじゃないんで。
普通に家でのんびりと、ハレンチなし」




涼介「それでい？」









涼介「あ。でもイチャイチャくらいはいいっしょ？」









完全に山田さんのペースだ









涼介先生ならなんて言ったかな









どうしてこうゆう時に侑李の話じゃなくて

涼介先生なんだろう









自分の気持ちがごっちゃになる









「はい。次、タイプの女性は？」







涼介「ガキは無理っすね」





「だから！」









涼介「あっ。おねーさんはありよ？」









なんなのこの人



恥ってもの知らないの？









涼介「嘘だって。…んとね、純粋な子」




「…純粋」









涼介「そうゆう子見てると
俺まで綺麗になる気がするってゆうか」









いつだったかな


そんなような言葉涼介先生も言ったことがある気がした









涼介「おねーさんは？…どんな子がタイプ？」




「…今仕事中です」









涼介「ここのスタッフってこうゆう感じ？」


涼介「だったら、俺降りま」







「待って！言います、言うから…」









絶対にからかってる





打ち切りとかされちゃ私のせいになってしまう









素人の身だし

まだ浅い私





絶対にそんな事させちゃいけなかった









「…大人の人です」








涼介「大人？」









「そう。大人」









涼介「え？終わり？」



「え？はい。」









大人っていうのは




時にずるくて



だけど、時に守ってくれて









涼介先生みたいな




5年前の涼介先生を想像してた







そして私もあの時大人だったら

何か違う未来があったのかな




そうも思っていたから。









涼介「大人、ね。…どんな人？」




「タイプでしょ」









涼介「どんな人？」









それでも聞いてくる彼に









「…家庭教師の先生。」









負けた。








私は気づけば山田さんに話していた。









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