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その14 ページ16
雫葉side
〖 おいで…。雫葉…。こっちへ…さあ…。私には…君が必要だ…。だから来い…私の元へ…。〗
頭に直接響くような…声がする…。私が…必要…？
『じゃない方』の『私』を…？雫華よりも…？
「雫葉？大丈夫？どこ見てた？ぼーっとしてたよ？」
雫華に呼ばれて我に帰った。
『大丈夫…。』
『私』よりも『雫華』の方が大事！
隣を見ると、承之助君(って呼ぶことにした。)も同じようになっていたみたい。
『飛行機って
「うん。みんなが頑張ってくれた。」
『次は…香港…？』
「確かな。」
承一郎君が答えてくれた。というかさっきまで弟君のとこにいなかったかな！？瞬間移動！？←
「飯！飯！･:*+.(( °ω° ))/.:+」←
いつになく明るい。ご飯…そんなに食べたかったの…？←
『食欲がないので…皆さんだけで食べてください…。』
「食べなくて大丈夫なの！？」
『平気平気。』
あの声が気になって仕方がない…。あれはきっと…『彼』の声…。
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作者名：おバカな傀夢&歌詞無 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時：2018年3月29日 12時
