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「え、ハイ。俺、育苗してる花があったんで、中庭で育てられたりしないかなと思って行きましたよ。良い人でした」
何で俺がひとらんらんさんの所に行った事知ってるんだ…？
と滅茶苦茶ドキドキしながらそう答えると、
ゾムさんは納得のいったように頷いた。
「あぁ、成程な」
「なんやゾム、どうかしたんか」
「いや、服に外道丸の毛がついてたから」
「目が良いかよ…」
「フーン！！当然だぜ」
口から漏れた言葉にドヤ顔を返されれば、
俺は軽く拍手を送って自己紹介をされてない二人を見る。
すると気付いたらしいゾムさんが我先にと手を上げ、
「俺はゾムや。暗殺部隊隊長、Wrwr軍幹部！
さっきは巻き込んですまんかったな？これからもやるから宜しゅう！」
「お前全然反省してへんやんけ」
「内ゲバは日常茶飯事やからな…」
元気にニッコリと、ギザギザした歯を見せて笑って自己紹介をしてくれた。
…おん、元気なのは良いことだけど反省してくれ？
後ろを見て反省してくれ？？びちゃびちゃだぞ。
「あ、俺はコネシマな！！第一戦闘部隊隊長、Wrwr軍幹部や。
一応お前の事は知っとるで？Ｂブロックの頂点に立っとったやろ！」
「エッ、見てたんスか」
「おー！！見てたで？上から！」
よっ、と軽く手を挙げたコネシマさんの爆弾発言に一瞬片言になる。
…ま、まぁ、幹部の目があるのは当然か。
皆の前に出たら殺られる可能性高くなるから、建物の中から見てたんだろうな…。
そうなんか、と此方を見てくるシャオロンさんとゾムさんに照れ臭くなり少し顔を逸らした所で、
…俺は彼等の後ろを指差す。
俺の行動に三人は同時に振り向く。
仲良しだなぁ、と思いつつ、俺は逃げる様に視線を逸らした。
「お前ら、何をのうのうと喋っとるんやぁ…？」
「ｱｯ」
「ﾋｪｯ」
「ｽﾝﾏｾﾝ」
ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ｡
そんな地響きの様な効果音が付け足されても可笑しくないオーラを放つ、よく仲間内で堕天使と呼ばれる我等が書記長。
「逃げへんかった事は評価したるわ…、……けどな？
話してる暇あるんやったら、さっさと掃除せんかい！！」
トントンさんが、仁王立ちで俺達を見下ろしていた。
.
( ゾムさんだけ謝る速度半端無かったぞ主犯なのに )
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kenma(プロフ) - 好き過ぎる…いつまでも更新待ってます！ (8月15日 12時) (
レス) @page49 id: 23621c8f5e (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺(プロフ) - 大好きです！！また更新されることを願っています！ (2022年5月5日 18時) (レス) id: 85717083f6 (このIDを非表示/違反報告)
さすらいの村人B - くぅ.....続きが気になり申す、、、 (2021年12月20日 9時) (レス) @page49 id: 38e13adc7f (このIDを非表示/違反報告)
クルイ@SOS同盟 - あ、好きです...頑張って下さい！ (2021年5月10日 22時) (レス) id: 6c77753d41 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠の芽-にゃお(プロフ) - なにこれ神ですか！？！？！？一気見してこの時間になってしまいました、、、、さいこうですぅうぅつう！！！！！ (2021年2月3日 3時) (レス) id: b4d2a08102 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ショイ太郎 | 作成日時：2020年5月29日 8時
