〇 いたずら日和 ページ2
よく晴れた昼下がり
ホグワーツの廊下では賑やかな笑い声が響いていた
『今の最っ高！！！』
｢さっすが俺らの姫！｣
｢とっとと逃げるぞ!!!フィルチが来る！｣
歩いていた者は皆足を止め彼女達の走ってきた先を見つめる
『フレッド！ジョージ！早く早く！』
フ｢ちゃんと前見ないと転ぶぞ！｣
ジョ｢俺らの姫はお転婆だな！｣
背後から微かにフィルチの怒る声が聞こえてきてより一層3人は楽しそうに笑った
フ｢3手に別れよう！｣
ジョ｢フィルチに捕まったやつは罰ゲームだ！｣
『絶対捕まらないもんね！！』
2人と別れて人気の少ない廊下の角に差し掛かった時ﾄﾞﾝｯと衝撃が走る
勢いがついていたため反動で尻もちを着いてしまった
『ｯ〜、いｯたぁ、』
謝るために顔を上げ最初に目に入ったのは緑色のローブ
ド｢君は落ち着いて歩くことすら出来ないのか｣
『ﾞｯ、マルフォイ…』
眉間を寄せて嫌味ったらしく吐き捨てたマルフォイ
先日の一件で彼への印象は最悪なものとなっていたため謝ろうとした口は固く閉ざされた
ド｢悪態を付きたいのは僕の方さ。それよりいつまで地面に腰を下ろしてるつもりだ｣
『ｯ、別に。私急いでるから！』
スカートに着いた煤を払い足を進める
『…』
だが少し考えて足を止めてマルフォイの元へと戻る
ド｢なんだ｣
『さっきはぶつかってごめん。…それだけだから』
自分に非があるのは確かなのでﾍﾟｺｯと頭を下げれば面食らった顔をするマルフォイ
ド｢ｯつ、次は気をつけろよ｣
『うん、じゃあほんとに急いでるから！』
フィルチが誰に目をつけたのかは分からないが一刻も早く談話室に戻らなくては！
頭にはそればかりが占めて後ろでマルフォイが呼んでいることに気づかなかった
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平凡な人(プロフ) - 続編移動おめでとうございます( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆これからも応援します！更新頑張ってください!! (2022年4月20日 14時) (
レス) @page41 id: 6ae6cf354a (このIDを非表示/違反報告)
岡Ｐ(プロフ) - 素敵なお話し,更新楽しみにしています。 (2022年3月29日 21時) (レス) @page24 id: eaa010ae17 (このIDを非表示/違反報告)
枝水晶(プロフ) - いつも、癒されております、、！主様の物語、大好きです！！応援しています！ (2022年3月26日 23時) (レス) id: 22c04cac53 (このIDを非表示/違反報告)
花蕾 - 子世代キタァ！めっちゃ面白いです。一気に読んでしまいました!お体に気をつけて更新頑張ってください! (2022年3月26日 15時) (レス) @page20 id: ae229e33a3 (このIDを非表示/違反報告)
天の川 - や、や、や、やっと子世代ダァ！私、このシリーズ大好きです！頑張ってくださいね！ (2022年1月9日 15時) (レス) id: cf1d4c666e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かるーあ x他1人 | 作成日時：2022年1月6日 0時
