1 序:始 ページ7
………なんだか、とても暖かい。
とても暖かくて、それでいてとても狭い場所。
でもその狭ささえ心地いい。
私はどうしてここにいるんだっけ?というかここはどこ?
何故か重い瞼を一生懸命開けると、見慣れない真っ白な天井が眼前に広がっていた
頑張ってあたりを見回そうとしてもうまく体が動かない。
何で?どうして?
というか、少し落ち着こう。
私は……そう、そうだ、私はエヴァンゲリオンの世界に行けって言われてきたはずだ
でもここはどこ?こんなシーンあったっけ?
その時、上から私を影が覆った。
ぼんやりとした視界では、それが人間としか、そして二人いることしかわからない。
徐にその人影の片方が、私に腕を伸ばす。
体を動かしたくても全く動かず、おとなしく私の体はその人に優しく包まれた
良い匂い。温かい。
その人は私を慈しむように頭を優しくなでる
「Aにシンジ…私たちの愛しい子供達」
シンジ?
「ほら、あなたも抱いてみて」
「いや…俺はいいよ、ユイ」
ユイ?
「もう。ほら、シンジも抱いてほしいって言ってるわ、ゲンドウ君」
そういい、近くに寝ていた赤ちゃんを恐る恐るゲンドウと呼ばれた男は抱く
「……」
「ふふっ、似合ってるわよ。お父さん」
ユイの腕の中で私は一人驚く。
シンジ、ユイ、ゲンドウ。
エヴァンゲリオンを知っている人で、この名前を知らない人間はいないだろう
私がトリップ…というか転生した先は、シンジの家でした。
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**雪音**@テスト嫌だ(。´Д⊂) - おもしろくてとてもすきです!「わーでっかい使徒だぁ」ってもしかして…!?!!(( (2022年2月14日 2時) (レス) @page9 id: d23b4dd949 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - さらわさん» おお!ここにも仲間が!いいですよねー、ありがとうございます! (2020年5月15日 12時) (レス) id: af85f8939e (このIDを非表示/違反報告)
さらわ(プロフ) - 引っ張りゲームのせいで今更ハマってしまったの全く同じです笑おまけにあbまで配信してて、名作ですよね!更新頑張ってください!! (2020年5月14日 23時) (レス) id: 62d360a22c (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - リサさん» リサさんありがとうございます!!めちゃくちゃうれしいです!!!頑張ります!!!!!!!! (2020年5月11日 21時) (レス) id: 5c5f498b44 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!これから更新頑張ってください! (2020年5月11日 15時) (レス) id: bb331808a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白 | 作成日時:2020年5月7日 0時