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壱馬side

「だぁぁぁぁごめんなさい!!」

LIKIYA「はいもう1回。笑」

「あーーーーーーーーーっ」

「くっ……」

「うわぁぁぁぁまたやった」

賑やかなスタジオだこと

LIKIYA「はい一旦休憩～」

瑠夏「樹くん質問いい?!」

壱馬「Aっ笑」

休憩と言われたにも関わらず、鏡の前で自分見ながら座り込んでるAは

「スランプスランプスランプスランプスランプスランプスランプスランプスランプスランプ、私はスランプ」

病院に連れていくべきかも？笑

壱馬「何してんの」

「言い聞かせないと私サボるから」

壱馬「……そうですか」

けっこう変わった子

壱馬「めっちゃ振り間違えてたな？笑」

「私何回止めました？！」

壱馬「4、5回」

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

壱馬「いつもの事やって」

「ダメじゃないですかそれ」

Aはちょーっと要領が悪い
でもそれを理解してなんでも人より2倍3倍やる

「壱馬くん、私は今スランプです」

壱馬「はい」

「瑠夏ちゃんのおかげでいつもより焦ってます」

壱馬「はいはい」

「だから置いてかれないように頑張ります」

壱馬「うん」

「ちょっとでも気になったら口出ししてください」

壱馬「パフォーマーの方が良くない？笑」

壱馬「樹とか」

「いっちゃん私に甘いから」

「ウソです、1番厳しいです」

ありえないくらい小声

壱馬「ですよね」

「いっちゃんアレなんですよ、私がマイナス思考になるとそれやめろって怒るんです」

壱馬「うん、焦るの良くない」

「不可避です」

「だってルカちゃんノーミスですよっ」

壱馬「別にルカ1人と比べんでも……比べる対象昂秀とかにしたら？笑」

「……比べにくい」

とにかくAはスランプなんだって

「でもあれですからね！！！！」

「スランプだからしょうがないかぁみたいなのはやめてくださいね！！！！」

壱馬「はいはい笑」