糖分 26 ページ28
NO side
『…｢弟について話があるから高専に来い｣？えっあの子、ついにやらかした？』
と、思いながら若干焦りつつ、夜蛾に言われた通り高専に来てみれば。
『沖縄の任務の時って悟くん2年生だよね？今何年生だと思ってんの？？3年生だよ？？3・年・生！！普通だったら卒業する年だかんな？？なぁんでこのタイミングでそれ言うの！？(ﾌﾞﾝﾌﾞﾝｯ』
聞かされた内容を聞くやいなや、夜蛾の肩を掴み縦横で思いっきり揺すり始めた兄。
なぜそうなったかというと、夜蛾が兄に話した内容が、弟が2年のときに行った沖縄の任務での事を聞いたから。
原作を読んでいる読者様なら何となくお分かりだろう。兄が怒っている意味が。
因みに読んでない方にはネタバレになってしまうので凄く簡単に説明するが、いろいろあって反転術式やってなかったら死んでたかもレベルのケガを弟はしたのである。
その事を夜蛾は弟が3年になった今に言ってきたため、心配性な兄にとっては大問題だった。
『だからしばらく連絡寄越さんかったのか、このグラサンは！！』
夜｢それに関しては理由が……ちょっ銀時、そろそろ肩から両手を離せっ…！気持ち悪っ…｣
※割愛※
(↑因みに理由はただ単に忙しかったために連絡出来ませんでした)
『＿＿＿まぁ、とりあえず今は元気にやってんだな』(←※落ち着いた)
夜｢あぁ。相変わらずの生意気っぷりでな｣
『…』
夜｢…？どうした、まだ納得いかんとこでもあったか？｣
『んァ？なんで』
夜｢今のお前の顔、そういう顔してるぞ｣
『あー…あれだよあれ、今日食う甘味は何食おうかなって考えてた』
夜｢銀時、医者から止められてなかったか？｣
『ソ、ソンナコトナイヨー』
夜｢はぁ…(止められてるなこれは)｣
…実は、兄がさっき言った事は嘘。
実際は別の事を考えていた。
『(この世界は｢祓う｣だけだと思ってたんだがなー…そうだった、呪詛師っつー存在が居たわ)』
前世、兄が居た世界は場合によっては人を殺めるときがある世界だった。
そして弟の歳…18の頃は兄はとある戦争に出ていた者
年齢が1歳しか違えど、約その歳で戦争に出向き、斬ってきた。
斬っていたものは違うが｢殺し｣というのには間違いない
そんな兄だからこそ、
『(…
その若い歳で、何も知らない綺麗な手を汚してほしくなかったと、そう思ったのだ。
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美結菜 - とても面白いです！続き楽しみにしています！ (2023年2月10日 17時) (
レス) @page41 id: f842e5f119 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 早く続きが見たいです！ゆっくりでもいいので更新待ってます！ (2022年12月12日 20時) (レス) @page41 id: 2bc0f45ebb (このIDを非表示/違反報告)
まかろに - だいすきだぁぁぁぁ！！！ ギャグセンスがすきぃぃっぃ んでもってsきぃぃぃぃ（？） (2022年10月7日 0時) (レス) @page41 id: 96151534f5 (このIDを非表示/違反報告)
彩 - 続きをお恵みくださいorz (2022年1月27日 17時) (レス) @page41 id: 4cfd4dba47 (このIDを非表示/違反報告)
鈴菜。 - すごい好きです！！！！更新頑張ってください！！！！！！！！ (2021年10月7日 20時) (レス) id: 33103a1684 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海斗 | 作成日時：2021年1月8日 3時
