寿命で逝ったら知らない漫画の世界にいたんですけど？｢銀魂｣｢呪術廻戦｣

糖分 20 ページ22

※前回の続き

悟 side





五｢絶対思ってn…ﾌﾞﾌｯw(耳赤っかw)｣


『？なんだよ？』


五｢いや？なんでもないw｣


『あっそ〜(ﾊﾟｸｯ』


五｢あっでも強いて言うなら、口周りがクリームでやべぇことになってる｣


『…は？えっまじ？？ちょっ、それを早く言えよ悟くん！！銀さん恥ずかしいじゃん！』


五｢ハハハw兄さん嘘だよ嘘ww別に何にもついてなi……あ"ぁ"ぁぁぁ！！何してくれてんの？！｣







※割愛※





五｢くっっっそ甘(あ)んめぇ……｣


『仕返しだバーカ』





先ほど、兄さんに何をされたかというと、テーブルの近くにあった砂糖袋を2袋くらいパフェにぶっかけられた←


普通のパフェですら充分甘いのに、砂糖プラスされちまってさっきよりめちゃくちゃ甘くなってちょっと吐きそうなんだが。





五｢(うぇ〜…っ、気持ち悪っ…)｣


『＿＿＿悟さ、』


五｢！な…何？｣



相変わらず、兄さんの急な呼び捨ては慣れなくて心臓に悪ぃ…



『さっき俺みたいに強くなりたいっつってたけどまぁ…そうだな……呪霊って呪力無ェ人らには視えないんだよな？だったら自分の為じゃなくて、そういう人らを広範囲じゃなくてもいい。せめて自分の手の届く範囲で守れるくらいに強くなれよ』

『あと、元から持ってる能力を｢ただ強く｣するって思考だけでもダメだからな』


五｢…？なんで？｣


『さァな。まっ、お前ェはまだガキだし、そのうちわかるようになるさ』


五｢ﾑｯ)まだ俺が12だからって子ども扱いすんな。つか兄さんもまだガキだろ｣


『俺？俺ァ精神年齢40代だからもうガキじゃないで〜す』


五｢中身がそうでも実年齢17だし、兄さんもガキなのには変わりねぇじゃん(ﾊﾟｸｯ｣


『悟くん？そこはあんまり触れないほうが良いと思うなぁ、お兄さんは』





そんな他愛もない話が俺には楽しかったのか、くっそ甘いと思っていたパフェはいつの間にか食べ終えていた。






＊





帰り道(in 車)＿＿＿





『あぁ〜、食った食った！』


五｢なんか1年分の糖分を取った気がする…｣


『これなら1週間は保つな』


五｢…(もう俺は何も言わない)｣





▲さとる は かんがえるのを やめた ！




俺、しばらくは甘いもんいらねぇや…


でもいつかは慣れてぇよなぁ


ボーっと、そんな事を考えながら車の窓から外を見ていると兄さんが話しかけてきた





『今日、悟がこうやって出かけようと思ったのって、なんで？』

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