力が強いからだかなんだかで呪術専門の学校に通うことになった

17話 ページ21

※16話の続き



『＿＿おい、』


｢…｣


『おいゴラ無視すんなやあ"？』


｢……｣


『だぁから無視すんなっつってんだろ！！お前が抱きついてるせいで水風船の特訓ができねぇんだけど！！！五条！！！』


｢Aうるさい｣


『ﾋﾟｷｯ)…いっぺん死ぬか？てめェ』





どうも、今度は五条に後ろから抱きつかれている俺だ。

経緯は簡単、

夏油が席を外してどっか行った瞬間に腕を引っ張られそのままグランドの階段のとこまで運ばれ今に至る。

おかげで水風船の特訓に集中してできねぇ

まじほんと退いてくんねぇかな…！？






｢そういやAって、｣


『…んだよ』(←諦めた)


｢来た時から思ってたけど、長袖暑くねぇの？｣


『あー………別に、普通。つかそれを言うなら俺に抱きついてるアンタは暑くねぇの？』


｢全然(即答｣


『………あーっそ(呆』





なんでだよ。

なんで長袖着てる俺より絶対暑いのにベッタリくっついてるお前は暑くないんだよ




『(ていうか不意に長袖について聞いてきたのは流石にビビった…)』




まぁ、聞いてきて当然だよな

今の季節は秋だが、それでもやっぱ日中は結構暑かったりする。

だから周りのやつとか見てると半袖が多い

五条が今、制服の上着脱いでワイシャツの半袖状態。



で、さっき｢普通｣と答えたが、正直言うと全然暑い(

今からでも脱ぎ捨てたいが、俺の左腕には虎の入墨があるんですｂ(

何回も言うが俺の家系はそういう家系。

人によって入れる理由は様々だが、俺の場合は天道家の長男っていうのもあるし少しでも天道家との繋がりが欲しかったから入れた。

親父と母さんが俺の事を想ってﾔｸｻﾞの道から遠ざけたみたいに、そうなったときのみんなとの繋がりが欲しかったから。


とまぁ、俺はこんな感じだ。





『…あれ、そういえば夏油どこ行ったの』


｢あ？あーアイツならあのクソ遠い自販機までジュース買いに行った｣


『すげぇ(？)、よく行けんな』






＊





｢＿＿ただいm…悟？(ﾆｺ｣


｢おー傑、おけーり(ﾄﾞﾔ｣


『おっ、おかえり夏油』


｢A、それどういう状況かな？｣


『五条が勝手に抱きついてきた』


｢さ・と・る？｣


｢別にいいじゃんかよ〜傑さっき、Aに教えに行ったとき抱きついてたじゃん｣


｢それとこれとは別だよ悟(ﾆｺ｣


『いや同じだわ』


｢｢Aは黙ってて｣｣


『…』




…あとでおもっきし振ったコーラぶちまけてやろ








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