13話 ページ14
五条 side
『………………………………あ?』
__やってしまった
言ってしまった、こいつに。
なぜ言ったのか?
…まぁ、理由は簡単。
昨日、(俺の中では)いろいろあってこいつに一目惚れした
まさかのこの俺が。
同性だしあーいう雰囲気だったから言うのはやめようと思ったが、言っとかねぇと後悔するっつーか他のやつに取られる気がした。
…と言っても、その「やつ」は大体予想がつくけど。
ならいっそ、プライドを捨てて言おうと思っていざ言ってみたが、
「(いざ、本人目の前にするとなんつーか…)」
『はぁぁぁ…夏油といい五条といい、なんなんだお前らは……』
と、片手で頭を抱えながらため息混じりに言うA
…そういやこいつ、さっき夏油って言わなかったか?
『…つかおいお前、今何時だと思ってんだ。朝の5時だぞ5時』
『せっかく気持ちよく寝てたのに巫山戯んなっ、今日しかも休日じゃねぇか』
『フワァ…)つか、もう用は済んだか?ならもう部屋に戻ってくれ……俺は二度寝する』
「あっちょっt(バタンッ!」
「…」
シーン…
Aのやつ、もしかしてマイペースなやつか?
向こうで話進めてとっとと寝に行きやがった
…つか、俺が予想した「やつ」はやっぱ傑だっか。
「(ふ〜ん…はは、上等じゃねぇか)」
やってやろうじゃん
_____
___
__
「っくそ!あの気配は偽物か…!」
今回の任務、森の中にいる1級〜2級相当の呪霊1体を駆除しろとのこと。
そして森に着き早々、気配がしたためさっさと終わらせようと天道を置いてその方向に向かった…が、
__そこに呪霊はいなかった。
精神を研ぎ澄まし、六眼を使って辺りを見渡すがどこにもいない
まさか、もう1つの自身の気配を作れるとでもいうのか…?
「!微量な呪力に1級呪霊の呪力……あ"ーくそ!!」
あいつの呪力は一般人並の呪力しかねぇから、多分あいつを食うために強い俺を遠ざけた可能性が高い。
チッ、正直あいつがどうなろうとどうでもいいが、後がいろいろとめんどくせぇ
「…とりあえず、このまま森ん中走っても木が邪魔だ。上から探すか」
*
「(__居た)」
探し始めて数分。
木々が円を描きながら広がっているところを見つけ、そこの中心に天道は突っ立っていて、そこに居た。
→
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奥山乃愛(プロフ) - あと誰も氏んでほしくないです… (2023年1月25日 9時) (レス) @page10 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します!出来たら全員のキャラに愛されたいです!(恋愛的に)あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです!無理せずに頑張ってくださいね! (2023年1月25日 9時) (レス) @page10 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ろ(プロフ) - 面白いです (2021年12月18日 20時) (レス) @page14 id: f997d79847 (このIDを非表示/違反報告)
海斗(プロフ) - 白牙さん» こ、好み………!!?!?!!わあぁ!ありがとうございます(泣)!!!!!!更新頑張ります!!!!!! (2021年11月7日 20時) (レス) id: 396fc4a0f4 (このIDを非表示/違反報告)
白牙(プロフ) - わああ!とても好みです!更新頑張ってください!!! (2021年11月7日 16時) (レス) @page11 id: a1abb373c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海斗 | 作成日時:2021年11月2日 11時