39話 ページ43
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国｢探偵社員の国木田独歩だ。
今回は護衛として依頼を承った訳だが、貴様等学生の…しかも他県から来た高校生に手を出させる野暮な連中は俺達探偵社員が排除する。
安心して、部活動に励め。｣
いや、貴方の言い方少し怖いんですが。
最後は笑顔で云った国木田さんだが、高校生達には其れにも恐怖を感じたらしい。
ぞろぞろと校門前に並ぶ巨体な図体の部員が国木田さんの前にずらりと整列するように並ぶ面子は肩を震わせる。
私も同じように並び、死んだ目で地面を見詰めた。
｢小娘。
俺はまだ到着していない高校の案内せにゃあならんし、敦に話がある。
場所は分かるな？任せたぞ。｣
敦｢…え、｣
国木田さんが人虎と鏡花目を確り見据えて云えば、鏡花は頷き人虎は呆然とする。
鏡｢……此方。｣
鏡花が青城面子を案内する為、背中を向けて歩き出す。
そそくさと鏡花の横に移動する。
国｢嗚呼まて、1番に歩いているマネージャーの小娘。
お前にも、用がある。｣
だから此方迄来い。逃げんなよ、
と脅すような顔で私を見れば、私も仕方なく国木田さんの所へ行く。
…何言われんだ……。
＊
国｢異能力、【独歩吟各】｣
｢えっ、ちょ｣
国木田さんが異能で作り出した縄で私を捕らえようとしてくる。
全力で避けたりする私に痺れを切らしたのか、国木田さんは私に転し技を仕掛けようとするも、其れも私は避けたり捌いたり。
敦｢すっ、すみません国木田さん！
この人、マフィアですが高校生に危害は加えないそうです！太宰さんも知っています！報告が送れてすみません！其れに、今はマフィアと探偵社は停戦中ですから、手を出したら社長に怒られますって！
落ち着いて下さい！！｣
人虎が国木田さんの背後から脇に手を通し腕をしっかりと掴み、抑えようとする。
国｢何、小僧。本当か!?｣
｢本当ですって。｣
国木田さんも落ち着き、人虎に解放された途端に国木田さんは頭を下げ、早とちりしてすまなかった、と謝ってくる。
｢…気にしなくていいですよ。
其れよりあのバス、音駒高校の…じゃ、ないですか？
………太宰さん居ますよね｣
じゃあ私はマネージャーの仕事してきます、と云ってその場から去ろうとしたが、国木田さんに首根っこを捕まれ動けなくなった。
今度は何だ…！
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オタク - 中也くん優しすぎて泣いた笑 さすが、わいの推しや！後、めっちゃ面白いです！ (2022年3月9日 2時) (
レス) @page36 id: 854c8e4edd (このIDを非表示/違反報告)
かえ(プロフ) - 美空さん» ありがとうございます！ 更新頑張ります！ (2018年11月23日 15時) (レス) id: 656b4c96a5 (このIDを非表示/違反報告)
美空 - 続きが気になります。更新楽しみにしてます！ (2018年11月20日 18時) (レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)
かえ(プロフ) - 楓さん» 私も入れてくれてる人いてびっくりしました← 応援ありがとうございます。更新頑張ります！！ (2018年11月20日 13時) (レス) id: 656b4c96a5 (このIDを非表示/違反報告)
かえ(プロフ) - マイさん» ありがとうございます！ (2018年11月20日 13時) (レス) id: 656b4c96a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かえ | 作成日時：2018年9月17日 22時
