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37話 ページ41

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太〖嗚呼、其んな事じゃあなくってね。

…居るんでしょ、ポートマフィア幹部補佐が。〗





…如何して分かったんだろう…。




でも、何時かはバレる事だったからそんなに心配はして無い。




敦「如何して知っているんですか!?

…確かに居ますけど、高校生に危害は加えない上に、合宿が終わると直ぐ去るそうです。」




…うーん、去るとは云ってないんだけどなぁ…。



私はそっと人虎に近付き、肩を叩く。




「太宰さんでしょ? …代わって。」




人虎は私を見て少し驚き、仕方ないとでも云うように端末を差し出してくれる。




「…もしもし、お久しぶりです太宰さん。」





太『嗚呼…矢っ張り君だったのかい。

私達探偵社員も依頼で高校生の直ぐ傍に居る。

若し、少しでも危害を加えたら…ね?』




電話越しでも分かる、太宰さんの殺気。



少し驚いたが、もう慣れた。




「分かってますよ。

…其れよりも、何で私が居るって分かったんですか?」




太『私が今居る高校の監督が持ってた合宿参加者が乗ってるノートを見たのだよ。

良さげな美女が居たら心中に誘おうと思ったのだけれど…。

真逆君が居るなんてねぇ。』




「良さげな美女じゃなくて私で悪かったですね。

所で、先程話していた事って何なんですか?

鬱陶しいとか、逃げてるとか…。

若しかして部員に危害を加えようとする輩がもう…?」




太『何君、高校生に手を出す奴排除しようとか思ってるの?
…マフィアの癖に。

敵じゃないよ。

音駒高校のマネージャーらしい。

何だかねぇ、面食いらしく私を気に入ったみたいでずっと引っ付いてくるのだよ。』




「へぇ、太宰さん自分の面がいいって思ってるんですね。

其れにしてもそのマネの子趣味悪すぎませんか」




太『本当何なの君。

貶すならもう電話切るよ?』




「分かりましたさようなら。」




もう切ってやった。




「はい、人虎。有難う」




私は人虎の端末を返し、そう云う。



すると人虎の




敦「…アッ、はい。お礼とか言えるんですね…意外。」





「御礼くらい言うけど…?

ってか太宰さんっていっつもあんななの?

………美女を心中に誘ったり、ナンパしたり…。」



敦「日常茶飯事過ぎてもう驚きなんて忘れました。」




人虎が軽く笑いながら言う中、私は呟いた。




「……太宰さんの癖に。」




人虎には聞こえてませんように。




‐‐‐

やっとテストから解放されました作者です。

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オタク - 中也くん優しすぎて泣いた笑 さすが、わいの推しや!後、めっちゃ面白いです! (2022年3月9日 2時) (レス) @page36 id: 854c8e4edd (このIDを非表示/違反報告)
かえ(プロフ) - 美空さん» ありがとうございます! 更新頑張ります! (2018年11月23日 15時) (レス) id: 656b4c96a5 (このIDを非表示/違反報告)
美空 - 続きが気になります。更新楽しみにしてます! (2018年11月20日 18時) (レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)
かえ(プロフ) - 楓さん» 私も入れてくれてる人いてびっくりしました← 応援ありがとうございます。更新頑張ります!! (2018年11月20日 13時) (レス) id: 656b4c96a5 (このIDを非表示/違反報告)
かえ(プロフ) - マイさん» ありがとうございます! (2018年11月20日 13時) (レス) id: 656b4c96a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かえ | 作成日時:2018年9月17日 22時

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