18話 ページ20
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松｢いや、警察呼んでこの男確保してもらおう。
流石に部活で鍛えてる俺らでも大の大人を運ぶのは疲れるし、また目が覚めて襲って来たら危ないだろ。｣
松川さんの意見に皆が賛成し、及川さんが代表として警察に連絡をした。
数分程経ち、パトカーのサイレンが少し耳に響いてきた時に花巻さんが口を開き、
花｢ヨコハマには、こんな人達ばっかりなのかな…
怖ぇな。｣
そう、呟いた。
騒がしい空間だと聞き取れない程の微かな声量だが、会話が無く静まり返った私達の間だと、十分に聞き取れた。
花巻さんだけじゃなく、きっと松川さんや及川さん、岩泉さんもそう、少し不安になっている筈だ。
｢…ヨコハマは、"魔都"と呼ばれる程治安も悪く、其れこそ先程の輩やゴロツキも沢山います。｣
私がそう云うと、彼等は顔を歪め、恐怖に耐えるように下を向く。
その中で及川さんだけが顔を上げたまま私をじっと見て、疑問形で
及｢Aちゃん、やけにヨコハマに詳しいんだね。｣
そう云った。
私が其れに応えようとすると、
後ろから声が聞こえた。
｢あの〜、君達が通報してくれた子達かな？｣
警察官の格好をした、パッと見5、60代の男性と新人であろう青年が居た。
及｢はい、そうです！
因みにこの人が…｣
及川さんがそう云い、中年の方に指を向けながらも顔を背けると、警察の人は礼を言い、私達にもう帰宅するように云ってきた。
其れに私達は頷き、その場を去った。
▼＊
あの場からの帰路、私は及川さん達と途中で分かれて1人で歩いている最中だ。
私はふと、首領に今日の事と夢宮の事を報告するつもりだった事を思い出した。
私は首領やマフィアの人達…と云っても、よく絡む人達だけだけど、個人での連絡先を交換している。
正直な所、態々電話をするのが面倒臭い←
だから私は自身の端末を取り出し、某メールアプリを開いた。
【マフィアだよ！全員しゅーごー！(6)】
A首領、任務の事でご報告です。
首領@ロリコンじゃない、フェミニストだおや、如何したんだい?このグループを使って。
A一応皆さんにご報告したかったのと、LI○Eが楽だからです
首領@ロリコンじゃない、フェミニストだ成程ね。 其れで、報告とは?
▼＊
続きます。
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オタク - 中也くん優しすぎて泣いた笑 さすが、わいの推しや！後、めっちゃ面白いです！ (2022年3月9日 2時) (
レス) @page36 id: 854c8e4edd (このIDを非表示/違反報告)
かえ(プロフ) - 美空さん» ありがとうございます！ 更新頑張ります！ (2018年11月23日 15時) (レス) id: 656b4c96a5 (このIDを非表示/違反報告)
美空 - 続きが気になります。更新楽しみにしてます！ (2018年11月20日 18時) (レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)
かえ(プロフ) - 楓さん» 私も入れてくれてる人いてびっくりしました← 応援ありがとうございます。更新頑張ります！！ (2018年11月20日 13時) (レス) id: 656b4c96a5 (このIDを非表示/違反報告)
かえ(プロフ) - マイさん» ありがとうございます！ (2018年11月20日 13時) (レス) id: 656b4c96a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かえ | 作成日時：2018年9月17日 22時
