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「ねーちゃん大丈夫かー？」
「おい、麦わら屋、ねーちゃんって呼ぶなって言っただろ」
相変わらずの即レスである。
麦わら帽子のルフィがえぇー？と口を尖らせている。
ローよりも幾分か若そうな彼は、きっとローを振り回しているんだろう。
自然と笑みがこぼれた。
「ふふ、ルフィくん、だよね。ほんと、助けてくれてありがとう……お礼が言うのが遅くなってしまってごめんなさい」
ベッドに座ったままぺこりと頭を下げる。
言い合いしていた２人の視線がこちらを向く。
いいよいいよ、と人好きのする笑みで笑うルフィに、心の広さを感じる。
少し、その心の広さをローに分けてくれないかな？
私がルフィと話しているとかなり不機嫌そうな顔でローは立っていた。
「もう体調は大丈夫なのか？」
緑色の短髪のお兄さんに聞かれる。
こくりと頷き口を開こうとすれば、またローが話に割って入って来て、開いた口が行き場を失ってそのまま、口を閉じる。
「まだ駄目だ。背骨も肋骨も粉砕されてたんだ、休まないとダメに決まってるだろ」
駄目しか言えないダメ人間のローにむす、と少し頬をふくらませたあと、緑色の人はこちらをじっと見ていた。
ローからの返事ではなくて私の返事を待っている様子だった。
「だいぶ良くなったので船内を歩きたいくらいには良くなったんですけど……」
「ダメだ」
「…………この通りで……」
腕を組んでつーんしながら、ダメと言い放ったローに困ったように苦笑を零しながら男性に告げた。
ローの私への執着に気がついたのか、緑の人はにやりと笑っている。
緑の人の横で先日の綺麗なお姉さんとロボットのような大きな人が笑っている。
「トラ男くんはこんなに束縛するタイプだったのね」
「こりゃぁねーちゃん苦労すんなぁ」
長っぱなの青年は戸惑ったように私とローを見比べていて、何だかいたたまれない。
まだ仲間はいるんだけど、と1人ずつ名前を教えてもらう。
扉からこっそり覗いていた錦えもんも交えて、私も自己紹介をする事にした。
「えっと……っ！あ、改めまして……私はトラファルガー・A……ローの姉、です。本当にドレスローザではありがとうございました。」
ぺこりと麦わらの一味に頭を下げる。
何度お礼を言っても言い足りない。
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K@RIN(プロフ) - プスメラウィッチさん» ご期待に添えられるよう頑張ります (2022年12月6日 15時) (
レス) id: 5d0ea3e05c (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - そこをなんとかトラファルガーローオチでお願いします🙏 (2022年11月22日 12時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
K@RIN(プロフ) - オプチャのゆらちさん» 本当ですね！ご指摘ありがとうございます！訂正させて頂きます。 (2022年11月18日 7時) (レス) id: 2a824d496b (このIDを非表示/違反報告)
K@RIN(プロフ) - 翠さん» 感想をありがとうございます。そのようなお言葉を頂けて嬉しいです。これからもよろしくお願いします。 (2022年11月18日 7時) (レス) id: 2a824d496b (このIDを非表示/違反報告)
K@RIN(プロフ) - プスメラウィッチさん» 作品にも書かせてもらいましたが誰落ちとかは今の所無いです。 (2022年11月18日 7時) (レス) id: 2a824d496b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K@RIN | 作成日時：2022年11月15日 13時
