泥田坊と命と大地 ページ3
｢待てよぉ？３０年前に作り変えた時、泥田坊は人間とトラブらなかったのか？」とねずみ男が疑問に思う
その話を聞いていた鬼太郎が「ちょっと、出かけてきます」と、家を出ていった
「ねずみ男...。あまりその件は言わないで...」
とAも、何かを思い出すように出ていった
夕暮れとなった、先ほどの工事現場の人々が社長に直談判を持ちかける
「中止にしましょう！逃げ出した人も、もう１０人にもなります！」と女性
「妖怪が出る土地なんて、おっかなくていじれねぇんだ！」と怖がる男性だが
「言いたいことは、それだけか！！」と、社長は屈することなく仕事現場へと向かおうとする
「もおいやあああああああ！」と言う声を背に、社長は歩き出す
そこに『ｶﾗﾝ』と下駄の音がし、『ﾁﾘﾝ』と鈴の音がし、気づくとそこにいた鬼太郎とAに気付く社長「お前達は…３０年ぶりだな…」と出会った記憶がある社長
鬼太郎の家でも同時に、３０年前の話をしていた
「やっぱり、３０年前にもねぇ…」と、ねずみ男が３０年前の泥田坊の事件を聞く
「泥田坊は人間たちを皆殺しにするつもりで暴れ回ったんじゃ、見かねた鬼太郎とAは...」と目玉おやじが過去を振り返る
荒れた工事現場に鬼太郎と、Aと暴れまわる泥田坊
「た〜〜〜〜〜を〜〜〜〜か〜〜〜〜え〜〜〜〜せ〜〜〜〜〜…」と鬼太郎達に退治され、泥となり消えていく泥田坊
「や、やったぜ」「化け物が死んだ！」「これで工事を再開できる！」「俺たちの勝ちだ！」「はははは！」と勝利を喜ぶ工事の人間たちだが
「いい加減にしてよ！」とAがその人間の様子に怒りをぶつける
「泥田坊は、自分の田んぼを守ろうとしただけだ…お前たち人間たちはいつだってそうだ…この世界は自分のものだと…思いあがっている、お前たちなんて…助けるべきじゃ！！」とその怒りから、大きな衝撃を放ち地面をえぐるA。
「A！落ち着け...」と、怒りを堪えて落ち着かせる鬼太郎
「...！ごめん。でも！！」
「分かってる...僕だって...！」
｢A！鬼太郎！よさんか！」と目玉おやじが制止する
「父さん！！/父様...！」と鬼太郎達は反発するが「よすんじゃ！」と、その目玉おやじの視線の先には、父親を失い、悲しむ少年の姿が
「.......。」
｢あれから三日後…親父は死んだよ…ま、お前にいわせりゃ、人間の思い上がりが招いた結果…ってやつなんだろうがな」
と社長
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サヤノ - 花桜優音さん» 初めまして、ゲゲゲの鬼太郎の連載夢小説をひょんなところで初愛読しております、サヤノと申します、それに次回のゲゲゲの鬼太郎は吸血鬼ラ.セーヌです、私はゲゲゲの鬼太郎や様々な妖怪と西洋妖怪に詳しいのでご安心下さい、次回をお待ちしています。 (2020年5月27日 21時) (
レス) id: 7cd0816ef6 (このIDを非表示/違反報告)
透花優音 - 檸檬さん» えっと。なんの作品ですか？ (2020年3月4日 15時) (レス) id: b2a1e887a7 (このIDを非表示/違反報告)
透花優音 - りんごさん» ありがとう。結局遅くなってごめんね。 (2020年3月4日 15時) (レス) id: b2a1e887a7 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 花桜優音さん» おかえり！楽しみに待ってたよー！何かあったり相談があったら私たち愛読者さん達に言ってね！これからも頑張って！！！！ (2019年11月15日 16時) (レス) id: 57676473eb (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 新しい作品ってまだですか？ (2019年11月13日 16時) (レス) id: c3ee2c0bd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花桜優音 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/manyamanya5
作成日時：2019年4月29日 15時
