【妖怪ウォッチ4++】転生した妖怪議長。第2章 (ページ31)

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いつかページ31

ーその夜、姫乃家の理夜とアヤメの部屋にてー
ー視点無しー

アヤメ「へぇ・・・お姉ちゃんって、前世は妖怪の世界の議長さんだったんだ」

理夜(ぬらりひょん)「そうだ。そうだ・・・それで、"ある方"と共に、妖魔界を統べていた。今は違う奴になってるが」

アヤメ「その、"ある方"って？」

理夜(ぬらりひょん)「それが・・・何故か思い出せないんだ」

アヤメ「え・・・」

理夜(ぬらりひょん)「その方の事を思い出せないんだ。容姿も、声も、なにもかも。思い出そうとすると、なにか記憶にノイズがかかってる感じになって、胸が苦しくなるんだ」

アヤメ「そうなんだ・・・」

理夜(ぬらりひょん)「・・・すまんな、変な事を聞かせて」

アヤメ「ううん！別に大丈夫だよ！聞いたのは私だしね」

理夜(ぬらりひょん)「なら良いんだが」

アヤメ「・・・あのね、お姉ちゃん。うまく慰める事できないけど・・・きっといつか思い出せるよ！その人の事！」

理夜(ぬらりひょん)「・・・ありがとうな、アヤメ」