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side…Snr
「〜〜〜」
「〜?〜〜!」
スー
病室のドアのような僅かな音と共に、普段みたくそらるさんとまふくんが話をしながら入ってきた。
そういうとこも割とリアルにやるんやな……
さて、Aの対応は……?
くるりとAの方向へ向き直ると、緊張しているのか……表情はお固め。
『よ、ようこそ不思議の国へ!こ、んにちは、アリスたち、……わ、わたしはチェシャ猫……この国のあんない、にんです…………』
「……ガッチガチや」
「本番じゃないのに……」
思わず吹き出してしまいそうになるほど、ガッチガチの表情で、声で、カタコトのように喋るA。流石に堪えたけれど、クラス練習の時どうだったんやろ……
「…………ふ、かわいー子猫ちゃんだね」
「はわわわ……癒されるぅぅぅぅ」
「真面目にやれ!!」
うらたんが突っ込むと、綻んだそらまふの2人は慌てて咳払い。Aに至っては……顔を茹で上がったのかって言うほど真っ赤にしてしまっている。
そんな彼女を見兼ねてか、坂田はそっとAに問いかけた。
「A……続きする?」
『し、します!』
「よろしい」
.
……それから20分程。
ずっとシュミレーションしているうちにAの緊張も無くなり、おまけにSクラスの店がメチャ面白そうだと興味を持ち始めた頃に時間がきた。
学園祭初日。今日俺は……午後だった気する。
Sクラ行こう。絶対行こう。
因みに今は「5分前だー」と皆で走って教室に向かっている最中だ。
先生の目に入る度に注意されるけど、如何せん、先生が口を開いている頃にはもういないんだなぁ〜
……あ、俺は道違ったわ
_____
___
_
ピーンポーンパーンポーン
「これより、___学園による、学園祭を開始します!生徒を含め、お客様。どうぞ、お楽しみ下さい!」
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キツネ(プロフ) - や、ヤバい。しらす(。∀ °)で話が何も入ってこねぇ!ていうかそこで爆笑したw (2019年5月12日 23時) (レス) id: f12a239c64 (このIDを非表示/違反報告)
ばけモノ。(プロフ) - 赤りんごさん» そう言っていただけて嬉しいです!移行したパート3の方もよろしくお願い致します! (2018年8月27日 21時) (レス) id: edcac17eb5 (このIDを非表示/違反報告)
赤りんご(プロフ) - ばけモノ。さん» いやいや、全然大丈夫です!この小説大好きです!更新楽しみにしてます! (2018年8月27日 21時) (レス) id: d52f074cb8 (このIDを非表示/違反報告)
ばけモノ。(プロフ) - 倖穂さん» 可愛いイラストをありがとうございました!まだ1話しかないですが移行致しましたのでそちらの方もよろしくお願いしますね!(´∀`) (2018年8月27日 21時) (レス) id: edcac17eb5 (このIDを非表示/違反報告)
ばけモノ。(プロフ) - 赤りんごさん» 凄く嬉しいです!とても可愛いイラストをありがとうございましたぁぁ!!文字数の関係で本作には感想を書けませんでした、…すみません……。 (2018年8月27日 21時) (レス) id: edcac17eb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ばけモノ。 x他1人 | 作成日時:2018年7月19日 23時