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玲於side








輝「あの人に言われたから

俺と喋ってるんでしょ?」








「違うよ。忘れた?」






輝「何が?」






「俺、ゲーム好きなの

お前ずっとゲームしてるじゃん

気が合う奴と一緒にいる方が

楽だし楽しいじゃんか!

だから、亜輝といるだけ。

そのうち亜嵐君に怒られるかもな笑」









輝「ふーん…まぁ、離れたくなったら

いつでも離れなよ」








「…お前さ」







き「何」







「少なくとも、お前に手を伸ばしてる人は

いるんだぞ?俺も入れて。

そうやって、助けようとしてくれてる人の

手を、自分から離したらダメ。

絶対に後悔する。今はうざいかもしれない。

でも、離さないでずっと繋がってれば

辛い時、助けが欲しい時、助けてくれる。

俺も、必ず助ける。だから、自分から

手を離すような事、言うな」









輝「…説教かよ、、、」






「ほらっ」







俺は、亜輝に手を差し出した







輝「ん」







亜輝は、そっぽを向きながら


俺の手を握った







そっぽを向いてる理由はわかる



流してる涙を見せたくないからだろ?









「強がりなやつだな。」






輝「うるせっ」






俺は、後ろからそっと

亜輝を抱きしめた








輝「何すんだよ」






「今は黙って甘えとけ」






輝「…ッ」






啜り声が、聞こえて来た







「今は好きなだけ、こうしててやる」







俺も、亜輝も



それ以上は何も言わずに



ただただ、抱きしめ合っていた









それから、亜輝は





俺のファッションやダンスや音楽の

仲間たちと、関わるようになって

EXPGには入らないって言ってるけど

ダンスも音楽もファッションも

すっげぇ、真面目に勉強してて



普通の勉強も大人達に教わったりして


ほぼ毎日、俺らの溜まり場に


顔を出している









?「亜輝、今日も来たか!」







輝「うん」






?「ほら、笑えよ笑

じゃなきゃ、中に入れてやんねぇぞ」







輝「じゃあ、帰る」






?「あっ、こら!コショコショコショ」






輝「ふっ…笑 や、やめろ!」






笑ったじゃん笑





?「はい、合格笑 おはよう」






輝「はよ…」







見た目はチャラい奴らばっかだけど


中身はすげぇ良い奴らばっかでさ


挨拶とかも厳しいから


そこは、亜輝にも容赦しないし


亜輝の事情も知ってるから


皆が協力してくれてるんだ

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名無し92082号(プロフ) - 私が占いツールの中で1番続きが気になる小説です!更新楽しみに待ってます! (2020年4月14日 1時) (レス) id: c2a1a521c1 (このIDを非表示/違反報告)
壱北 - この小説めっちゃ好きです続き気になるので更新頑張ってください (2020年3月7日 12時) (レス) id: 2a4177c8c3 (このIDを非表示/違反報告)
りくいつ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます!あの、1話のところ亜夢が部屋に閉じこもってから、の所亜輝くんではないんですか、?少しおかしいなと思いコメントさせていただきました。でもホントlolwwさんの作品好きなので応援してます! (2020年3月1日 22時) (レス) id: 35f8f98e01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:lolww | 作成日時:2020年2月25日 16時

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