DREAMERS

▼ ページ12

涼太side






最近、有難いことに

海外に行くことが多い


でも、その分龍友君と

離れることも多い




俺らの始まり方は

最悪だった…


龍友君にだかれて

好きと伝えられるまで

恋愛対象として見てなかったし

まさか、付き合うとも

思ってなかった


メンバーからも

勢いで押されて

あやふやなまま付き合い始めた





最初は戸惑ったし

不安だったけど

それよりも、龍友君は

ストレートに愛を伝えてくれて

沢山の幸せを一緒に共有してきた

そんな生活も悪くないなって

あっという間に、龍友君の虜に…





龍友君は、始まり方も最悪で

結構、勢い任せだったからって

俺との事不安に思ってて

心配してるみたいだけど

龍友君が思ってる以上に

俺は

貴方の虜だ。





龍友君と会えずに

リハーサルに行った


寝ててもわるくらい

龍友君の顔色が悪くて

まだ寝かせておこうって

スタジオに1人で向かった

スタジオに来ても

龍友君は様子がおかしくて

少し怒り気味でスタジオを

出て行った







リハーサルをして

龍友君を探しに行くと

医務室で寝てると言われて

慌てて行くと、まだ

龍友君は寝ていた




暫くして起きたけど

俺には気づいてないみたいで

ずっとぶつぶつ言っている



俺が喋りかけると

泣き出したし


龍友君、溜め込みすぎ

俺も、伝えなさすぎたかな？

龍友君ならわかってくれるって

甘えすぎちゃったね






龍「ごめん、もう大丈夫や」






「龍友君の気持ち

当ててあげましょうか？」






龍「え？…」






「俺らは本当に付き合ってるのか

涼太は俺のこと好きなのか

好きなのは俺だけなんじゃないか」






龍「涼太…」






「当たってますか？

もし、当たってるなら

答えてあげますよ」






龍「…」






「どうなんですか？

りゅ、う、と、君」






龍「当たってるわ…

だから…だから！

答えてや！」






「龍友君こそ、本当に

俺の事好きですか？

俺の事、全然わかってない」






龍「好きやで！

愛してるわ！！」






「俺もですよ

龍友君が思ってるより

俺は、貴方が好きです

愛してます。龍友君のこの

涙すら愛しいです」






龍「涼太…(泣」





「俺のことになると

泣き虫ですね、龍友君」






龍「涼太の事になると

余裕なくなるんや…」






「俺もですよ。

でも、安心してください

俺は貴方の虜です

愛してますよ」






龍「俺も、愛してる」




ﾁｭｯ

壱馬×北人→←▼

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す