Salt boy # ｿ ﾙ ﾄ ﾎﾞｰ ｲ

幼い彼は冷たい彼 - 5 - ページ6

『えっと、名字Aです。



人見知りなので、



気軽に話しかけてください、！



よろしくお願いします』






よし、みんなの前で話さなきゃいけない



少し苦手な自己紹介終わった！






松「 じゃあ、Aは窓側のいちばん後ろな 」






松さんに指定された場所の方に視線を



やると...、ラッキーな席じゃん！






ルンルン気分で席に行った。






まずは隣の人にあいさつしないと...って...



『あっ...さっきの！』






さっきの男の人がいた。






席が隣なんだ...。






『 ３年生かと...(笑)』






「 ネクタイ見れば分かるじゃん。」






『 あ、たしかに... 』






「 だからさっきみたいな敬語ナシで。」






『 うん、そうする！



あっ、私の名前は「 名字A 」』






「 でしょ？(笑)」






そうだ...私ついさっき自己紹介したんだ...。






恥ずかし...！






そう思いながら席に座った。






そしたら前の席の女の子に話しかけられた。






？「 名字さん初めまして！



私は西田静香。



よろしくね！」






西田さんは、顔を一目見ただけで、



" 綺麗 " って言いたくなる。






髪は胸くらいまでの長さで、色はアッシュ。






軽く巻いてある。

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