命をかけて、好きな人を救おうと思います。【煉獄杏寿郎】

救いたい。5 ページ7

【Aside】







隊律違反の隊士、竈門くんが隠によって起こされた。




竈門くんは、鬼である禰豆子は“人を喰ったりしていない”ということを必死に説明していた。





A「…………。」





ただただ、あまりにも必死で、柱達が意見を言う中で私は何も言うことが出来なかった。









真っ直ぐな、決意のこもった瞳。
守りたいという切実な思い。








A((……分かるよ。私も、同じだから。))








竈門くんが去ってからも、ずっと言葉と瞳が離れなかった。









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柱合会議が終わって、帰ろうとしていた時。




煉獄「……A！」


A「……？……はい？」




煉獄さんに、引き止められた。









煉獄「一緒に帰ろう！送る！」



A「え、、、」




煉獄「いいからいいから！」




驚いている私をよそに、笑顔で事を進める煉獄さん。






.





胡蝶「あらあら、では私達はお先に。」



甘露寺「二人で帰るのね！キュンキュンしちゃう！
またね、Aちゃん！」



A「えっ、あっ！」





いつも一緒に帰っている二人は、満面の笑みで
ｻｻｻｰっと早々に帰ってしまった。









A((……てことは……。))






煉獄「うむ！では帰ろう！」







……うん、ですよね。








.

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