ビジネスカップル (ページ3)

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Aside

平野を殴れて

だいぶスッキリした

毎日クッション殴ってたおかげで

パンチ力は結構あると思うんだよね

でももっと頑張ろ

いつかあいつをコテンパンの

ギッタギタにしてやる

ていうか、本当に

顔が凡人？ってか

なんていうんだろう

顔に華がない人間

が1番相応しいかな

その連中は単純よね

顔さえ良ければ

なんでもよしで

ホイホイついてくる

所詮人間なんてそんなものよね

紫｢おい、お前何してんだよ｣

『べつに』

紫｢次、体育だぞ｣

『面倒くさ』

私たちは世間的にはカップル

そしてカップルの中でも特別であり

何故か着替える更衣室は

こいつと一緒にされた

紫｢なんでお前なんかと｣

『今更何よ。

　早く変えて貰えるように

　言ってくれてもいいけど』

紫｢は？俺らが付き合ってる意味

　ちゃんとわかるだろ？｣

『あー、そうでしたね』

紫｢とりあえず行くぞ｣

『......』

女優スイッチオンっと

『紫耀行こ？』

紫｢えー、動けない

　 A立たして｣

『自分で立ってよ～』

このゴリラめ

紫｢んーん｣

『じゃあ手』

紫｢はい｣

『いくよ？せーの』

重いんだよくそゴリラ

紫｢ありがとう｣

と立ち上がったついでに

ハグを交わす

そしてみんなが惚れている中

耳元で

『お前重いんだよ』

紫｢そのわりには余裕そうだったな

　さすがメスゴリラだな｣

『殴るよ』

紫｢いくぞ｣

『はい、行くよ。紫耀』

紫｢おう！｣

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