13話 限界 ページ14
青視点
頭痛い…なんで僕はこんな身体に生まれたんだろう。
人と話せない…いじめられる…歌えない…運動できない…
鬱病に虐待に拒食症に喘息に…僕の全てを奪われた。
夢も友達も…なにもかも…
さ、な、ジ「ころん/ころちゃん。」
こ「あ…はい…」
さ「今さ、るぅとが体調崩しちゃってさ、莉犬1人なんだ。もし体調よかったら戻るか？」
こ「いや…まだ頭痛いからここがいい。」
な「そっか。じゃあここで一日休もっか。」
な「でさ、話変わるけど、悩んでることとかない？なんかさ、症状的に鬱病に似てるよね？」
いやwなーくん鋭い…
でもね、僕は隠すよ。
本当の事言って、また親や友達みたいに扱われるの嫌だもん。
こ「無いよ、僕は元気だよ。」
ジ「ほんまに？辛い事ない？」
こ「無いってw早く出てってよ…」
さ「じゃ、俺残るわ。2人は出てって。」
は？
早く一人になりたいんだけど。
ムカつくな…
さ「吐き気はどうだ？……んー熱はないな。頭痛いだけか？」
こ「吐き気はない。頭だけ。早く出てってくれない？」
さ「お前誰にむかってそんな口きいてんだ。俺はこう見えても先生だぞ。」
は？は？先生とか関係無いじゃん。
僕の気持ちわからない癖によく言うよw
その時だった。
さ「ころんっ…」ギュッ！
こ「えっ…」
さとみくんが泣きながら抱きついてきた。
よく見ると、すごく辛そうな顔してる。なんで…？こんな顔は初めてみた。
桃視点
こいつ…昔の俺と同じだ。
虐待やいじめで、鬱や人間不信になっていたあの頃と。
そう思うと、自然と涙が零れてきた。
こいつだけは救いたい。
さ「ころんっ…」ギュッ！
俺も本音でぶつかってみるか。
さ「俺な、昔ころんとおんなじだったんだ。虐待やいじめで鬱になって…でもな、先生に話したら楽になったよ。ころん。俺に全部話してみろ。」
そしてころんの顔を見る。
ころんの目には、涙が溜まっていた。
こ「僕ね…死にたい…限界なんだ。」
こ「夢も友達も全部失って、もう…生きてる理由がわかんないや。僕っ…だめだなぁ…」
ころん…
さ「お前さ、夢なくなっても、好きな事あるだろ？それはどうなんだよ。」
こ「あーゲームが好きだね。けど、ゲームは…友達に全部壊されたよ。」
そういう事か…
さ「わかった、ありがとう。俺は何があってもころんを見捨てないからな。明日、また来る。
今日は大人しく寝るんだぞ。」
そう言って部屋を出てった。
ころんの顔は、まだ暗かった。
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流莎 - ガーターさん» 見に来ました！私も同じような作品書いてるなぁ。私の方にアドバイス的なのあったら、ください！(流莎で、検索かけると、出てくると思います。病系のやつ) (2022年7月5日 6時) (
レス) id: d2c652474f (このIDを非表示/違反報告)
ガーター(プロフ) - ななてるさん» ？パスワード？ (2021年12月17日 0時) (レス) id: 1c27778377 (このIDを非表示/違反報告)
ななてる - パスワード1個忘れたでも大丈夫！書いてない！ (2021年12月13日 22時) (レス) @page28 id: e551669fd6 (このIDを非表示/違反報告)
ガーター(プロフ) - ななてるさん» 楽しかったですか！良かったですね！でも風邪には気をつけてくださいねw (2021年12月13日 1時) (レス) id: 1c27778377 (このIDを非表示/違反報告)
ななてる - ガーターさん» 楽しかった！でも疲れて風邪気味っす (2021年12月8日 15時) (レス) id: ff9a44ad6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ガーター | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1346/
作成日時：2021年8月30日 2時
