ようこそ ページ19
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MG「久しぶり！そしてようこそ〜」
私たちを空港まで迎えに来たミンギュくん。
ただでさえ背が高いから目立つのに "A＆ミョンホ" なんて書いた紙を掲げてた。
T8「おっす。つか、それ恥ずかしいから」
『ふふ、おひさしぶり。お迎えありがと』
夏休み以来に逢うミンギュくん。
服装がＴシャツからセーターに変わっても八重歯ののぞく人懐っこい笑顔は変わらない。
MG「Aちゃん、2泊3日のわりに荷物多くない？」
『あ、これ。ママとおばさんから』
MG「え、それ全部俺に？」
ミンギュくんのところに行くと言ったらママからはお土産、お隣のママからは日用品を持っていくように言われた。
MG「そしたらまず俺んち！荷物置きに行こう。Aちゃんのホテルには遊んだあと夜送っていくね」
T8「ヌナ、荷物貸して」
移動しかけるとミョンホが私の荷物を持とうと手に取る。
『ありがと。ミョンホ』
そう言ってミョンホに荷物の一部を渡すと、ミョンホの後ろに立つミンギュくんが無表情でこっちを見た。
MG「ミョンホ、俺も持つよ」
またいつもの笑顔に戻ったけど、その前に目が合ってふいっとそらされた気がしたのは気のせい？
電車で何駅か移動して少し歩くとミンギュくんの住むマンションに着いた。
T8「へー。思ったよりいいとこじゃん」
MG「大都市だけど地方だからね。地元より家賃とか安いんだよ。あ、荷物その辺に置いちゃって」
すごく広くはないけど、１ＤＫで大学生の一人暮らしには充分。
夏に入った実家の部屋に比べてずいぶんシックで大人っぽい部屋。
正直女の子とか喜んじゃいそうな、かっこいい男の部屋って感じ。
MG「お、この調味料待ってたー！」
部屋の真ん中でおばさんからの荷物をさっそく開けて調味料やら洗剤やら…この部屋におよそ似つかわしくない日用雑貨に喜んでるミンギュくんはまた子供の顔に戻っていた。
『あとでいいからおばさんに電話してあげてね。受け取ったって』
MG「うん、Aちゃんも重いのに持ってきてくれてサンキュ」
一通り貰ったのものを確認すると、遊びに行くぞーって荷物を隅にやって立ち上がる。
そして行こって私を見てニコッと笑って背中をぽんぽんと押して玄関へ促した。
夏まで疎遠だったことを考えたら夏からたった数ヶ月逢わなかっただけ。
それでも逢えた嬉しさと何気なく背中に触れられた手がもう寒い季節になりかけてるのに私の体温をあげた。
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しぇるび(プロフ) - mkinspritさん» 当初、ライバルを誰にするかで迷ったんですけどね、やっぱりここはジョンハンくんかな、と。 ミンギュくんのこないだのミューバンとかナムジャ全開だったのでそれを目指して書きたいと思います笑 (2019年7月3日 15時) (
レス) id: 542ec3e072 (このIDを非表示/違反報告)
mkinsprit(プロフ) - うーん、ライバルがハニヒョンって！ミンギュ前途多難ですな(ﾟ∀ﾟ)最近、ナムジャ感増してるミンギュのめちゃ可愛いカッコ良いところ、期待して待ってまーす^ - ^ (2019年7月2日 21時) (レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぇるび | 作成日時：2019年5月10日 17時
