デッドプールと妖怪男子 (ページ7)

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赤いマスクの不死身野郎3 ページ7

1時間たってもデッドプールさんは起きない
もう寝たいのに寝室でデッドプールさんが気絶してるから寝れない……
ウトウトしてきたのでデッドプールさんを床に置くことにしました
そしたらデッドプールさんが起きて
僕を抱きしめた
｢むにゃぁ……チミチャンガだぁ……｣
｢ちょっ！離せっ！｣
｢……｣
寝てんのかこの人
僕は暴れた
｢離せっ！！デッドプールさん！｣
｢チミチャンガァ……｣
｢……離して、寝たいんですが
デッドプールさんの上で寝るのはなんか嫌なんですが｣
デッドプールさんは寝てるみたいだった
｢デッドプールさん？起きてますよね？｣
起きないってことは寝てるのか……
最後の手段にでるか
……うん、もう寝ちゃおう

……朝……

｢うぅ……｣
朝か日差しがめちゃくちゃ眩しい……
……ん？デッドプールさんがいない……？
泊まったのは昨日だけか……
別に寂しくなんかない
さみしくなんかない
けど僕のこと初めて……認めてくれた
唯一の人だったからちょっと残念なだけだ
寂しいとかはない
けど昨日だけでちょっと……ほんのちょっとだけ
デッドプールさんが好きになった気がする
まあ……もういないんだから気にしない……

リビングに行くと
ソファで寝ているデッドプールさんがいた
僕は……ホッとした
｢良かったいたんだ……
デッドプールさん起きて｣
デッドプールさんを揺さぶる
｢起きてるよん(ニヤニヤ)｣
｢おきてたんだ……
ってことは！？｣
良かったいたんだっていう独り言聞かれたｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ
｢俺ちゃんはAちゃんのフードとった姿みたいなぁ……｣
｢あっそ｣
｢冷たくない！？！？｣
｢あともうタメ口でも……？｣
｢おっけー！｣
｢じゃあ、デッドプールちょっとお風呂入ってきな｣
｢え？なんで？俺ちゃんの裸みたいの？｣
｢違うし、昨日殴ったりして吐血したでしょ？
血の匂いがするから｣
｢んー、覗かないでね？絶対に｣
｢覗かないよ｣
今のデッドプール……いつもより冷静な気がする……