デッドプールと妖怪男子 (ページ6)

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赤いマスクの不死身野郎2 ページ6

デッドプールか……

死のプール？
ちょっと意味がわからないな
まあ、パンケーキ作って食べて
赤マスク……じゃなくてデッドプールさん追い出して寝よう……
などと考えながら僕はパンケーキを作った
作っている時に『可愛い猫耳ー！』と言われたことを思い出した
途端に顔が熱くなる
今すぐ氷をぶっかけたい……
あんなこと初めて言われたし……
恥ずかしいけどとても嬉しい
嬉しいから赤マスク……デッドプールさんにもパンケーキ作ってあげよう

僕は少し跳ねながらデッドプールさんがいる寝室にむかった

｢赤マスク……じゃなくてデッドプールさん
パンケーキ作りました｣
｢わお！作ってくれたの？
俺ちゃん感激！
首折れちゃったからあーんして？｣
｢今もう治ってるじゃないですか
治る能力があるんですね｣
｢あら、気づくの早いね？｣
デッドプールさんは口の所だけ穴を開けて
早くあーんしてと言わんばかりに僕を急かした
｢しつこいですよ？
そろそろ、首をダイナミックに大回転させましょうか？｣
｢ひえ……Aちゃん恐ろしい……｣
僕は少し笑いながらパンケーキをデッドプールさんに渡した
｢えぇ……あーんしてくれないのぉ？｣
｢当たり前じゃないですか｣
｢じゃあ、俺ちゃんがAちゃんにしてあげる！｣
｢嫌です、やめてください｣
｢速攻！？｣
｢僕は自分で食べたいんd｣
デッドプールさんは僕が話しているすきに
パンケーキを僕の口の中にいれた
｢んぐっ……！？｣
｢あーん、もう声がエr((｣
｢は、まめめむまらい(や、やめてください)｣
｢ちゃんと食べてから話そうね～｣
｢……(こいつ、うぜぇ)｣
｢あと、家にいる時はフード外そうね～(ニヤニヤ)｣
デッドプールさんは僕のフードを取りながら言った
やはりフードを脱ぐのに慣れていない僕は
デッドプールさんをまた殴ってしまった
｢ぐへぇっっ……｣
｢あっ……｣
また、デッドプールさんは気絶してしまった
今度は気絶したかちゃんと確認しました